このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 基礎から学ぶ 固液分離技術入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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沈降、凝集、濾過、遠心分離、圧搾、浮上分離などの固液分離の科学的メカニズム、各試験方法と、代表的なデータ解析・評価方法を解説。装置の設計や選定、実験装置のスケールアップをお考えの方に有益な知見を提供します。

 

基礎から学ぶ 固液分離技術入門

 

~沈降、凝集、濾過、遠心分離、圧搾、浮上分離、装置の選定~

コード tds20240805z1
ジャンル 化学・材料
形式 対面セミナー
日程/時間 2024年 8月 5日(月) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信はございません。リアルタイムでのご受講をお願いします。
資料(テキスト) 当日配布
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※6月5日までの申込

 

●講師

名古屋大学大学院 工学研究科 化学システム工学専攻 准教授 向井 康人先生

1998年3月 名古屋大学大学院工学研究科 分子化学工学専攻 博士課程後期課程 修了 2017年4月 名古屋大学 大学院工学研究科 化学システム工学専攻 准教授に。膜・濾材技術を基盤とした液中物質の分離プロセス工学を専門とする。主な研究内容は膜を利用した高度浄水及び排水処理法の開発。ナノファイバー不織布の開発と水処理への応用など。世界濾過工学会日本会理事、化学工学会・東海支部常任幹事。

●詳細

Ⅰ. イントロダクション
1. 固液分離技術の種類と特徴
2. 固液分離技術の適用分野

Ⅱ. 沈降・凝集
1. 沈降の種類
2. 沈降の基礎理論
① 単一粒子の沈降
② 粒子群の沈降
3. 界面の沈降
① 回分沈降試験方法
② 沈降過程の評価方法
4. 凝集操作
① 凝集のメカニズム
② 凝集剤の種類と特徴
③ 凝集試験方法

Ⅲ. 濾過・膜濾過
1. ケーク濾過
① 濾過の種類と特徴
② ケーク濾過のメカニズム
③ ケーク濾過理論
④ ケーク濾過の解析・評価方法
2. 閉塞濾過
① 閉塞濾過のメカニズム
② 閉塞濾過理論
③ 閉塞濾過の解析・評価方法
3. ダイナミック濾過
① ダイナミック濾過のメカニズム
② クロスフロー濾過
③ 回転型及び振動型ダイナミック濾過
4. 濾材および濾過助剤
① 濾布および膜の選定
② 濾過助剤を利用した濾過

Ⅳ. その他の固液分離技術
1. 遠心分離
① 遠心分離の原理と分類
② 遠心沈降・遠心濾過過程の評価
2. 圧搾・脱水
① 圧搾・脱水の原理と装置
② 圧搾・脱水過程の評価
3. 浮上分離
① 浮上分離の原理と分類
② 浮上分離装置

Ⅴ. 固液分離装置の分類と選定

<習得知識>
・固液分離(沈降、凝集、濾過、遠心分離、圧搾、浮上分離)の基礎理論と基本メカニズム
・固液分離試験方法とデータ解析・評価方法
・高性能な固液分離方法と固液分離装置

<講義概要>
 固液分離は、沈降、凝集、濾過、遠心分離、圧搾、浮上分離などさまざまな単位操作から成り、各種産業において、コストを支配する基幹の技術として重要な役割を果たしています。本講座では、これら一連の固液分離技術について、本格的に学んでいない方にも理解できるよう基礎的事項に重点を置いて平易に解説します。
 講座内容は固液分離操作の根幹を成す沈降と濾過を中心に展開し、その他遠心分離、圧搾、浮上分離も併せて、各操作の基本原理とメカニズム、試験方法、基礎理論とこれに基づく評価方法、実際の装置などを紹介します。本講座は固液分離に関する基礎の習得はもとより、装置の設計や選定、スケールアップを図る上で有益な知見の習得にも活かされます。



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