このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 機械学習による特許調査の効率化と特許調査実務へのAI利用の現状・課題・展望 [講習会詳細] | テックデザイン
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AI・機械学習による特許調査に興味のある知財担当はもちろん、他社の特許を効率的に調査・把握したいR&D担当者やエンジニアにもおすすめ! AIによる特許調査の基礎、応用方法から、現状や将来の動向、オープンソースのツールの使いこなし方までをデモを交えて解説します。

 

機械学習による特許調査の効率化と特許調査実務へのAI利用の現状・課題・展望

 

コード tds20240726h1
ジャンル 知財
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 7月 26日(金) 10:30~16:30
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込)

PDF+カラー製本テキスト : 39,600円 (消費税込)

 

機械学習による特許調査の効率化と特許調査実務へのAI利用の現状・課題・展望

●講師

アジア特許情報研究会/花王株式会社 研究開発部門 研究戦略・企画部 安藤 俊幸

1985年 現花王株式会社入社、研究開発に従事、1999年 研究所の特許調査担当(新規プロジェクト)、2009年 研究開発部門 知的財産部、2011年 アジア特許情報研究会入会、知財情報解析グループで活動、2020年 特許情報普及活動功労者表彰 日本特許情報機構理事長賞「技術研究功労者」受賞、2021年 4月より研究開発部門 研究戦略・企画部。アジア特許情報研究会、情報科学技術協会、人工知能学会、データサイエンティスト協会等に所属。ご専門は、知財情報解析、機械学習、テキストマイニング、分析化学。

●詳細

1.はじめに
 ・講師自己紹介
 ・アジア特許情報研究会紹介
2.特許調査と検索の基礎
 ・マッチングと適合
 ・特許調査における再現率(網羅性)と適合率(効率)
 ・先行技術調査と侵害防止調査の検索モデルの違い
 ・「完全一致」⇔「最良一致」検索モデルの比較
 ・特許調査システムとその評価方法
3.AIの概要と特許調査への応用
 ・人工知能(AI:Artificial Intelligence)とは
 ・AI、機械学習、深層学習について
 ・AI活用特許調査システムへの過剰な期待
 ・特許調査への機械学習適応時の留意点
 ・人とAIの役割分担
 ・問題の定式化
 ・AIの使用と情報要求
 ・原理的な問題(シンボルグランディング問題、フレーム問題等)
 ・機械学習の実務上の留意点(過学習、特徴量選択等)
 ・データサイエンスベースの特許調査
4.商用AI特許調査ツールの活用事例
 ・AI特許調査ツールへの要求性能
 ・Patentfieldの活用事例(AIセマンティック検索、AI分類予測)
 ・THE調査力AI(Deskbee5)のSDI調査事例
 ・PatentSQUAREの活用事例(AI検索、AI分類)
 ・amplified aiの活用事例
5.オープンソースを用いた機械学習の特許調査への応用
 ・機械学習の概要と特許調査への応用
 ・機械学習概要(分類、回帰、クラスタリング、次元圧縮)
 ・特許分野における自然言語処理導入のメリット
 ・特許調査用学習済モデルの作成とその評価方法
 ・先行技術調査の流れ(進め方)
 ・分散表現(単語埋め込み)とは
 ・分布仮説に基づいた文脈中の単語の重み学習(word2vec)
 ・doc2vecによる公報(文書)単位の類似度計算
 ・doc2vecによる発明の要素(文)単位の類似度計算
6.機械学習のクラス分類の応用事例
 ・ディープラーニングの基礎検討
 ・文書のベクトル化検討
 ・one hotベクトル(BoW、TF・IDF等)
 ・分散表現ベクトル(word2vec、doc2vec、fastText等)
 ・機械学習による文書分類
 ・SDI調査への応用
7.教師無し機械学習(クラスタリング、次元圧縮)の応用
 ・単語・文書のクラスタリングによる動向調査への応用
 ・文書ベクトルの次元圧縮による特許公報の俯瞰可視化
 ・文書分類との組み合わせによるパテントマップの自動作成
8.特許調査実務へのAI利用の現状のまとめと将来展望
 ・特許庁(JPO)における人工知能(AI)技術の活用動向
 ・特許調査分野における人工知能(AI)技術の活用動向
 ・BERT以降の事前学習済みモデルの活用動向
 ・生成系AI(ChatGPT、Google Gemini、Claude3等) の活用動向
 【付録】自分でできる特許情報解析ツール紹介
   ① キーワード抽出関係
    ・word2vec,doc2vecによる単語・文書の類似度計算と類似単語・文書抽出
    ・termextractによる専門用語(キーワード)自動抽出
    ・Cytoscapeによる文脈語のネットワーク分析
   ② pythonで始める機械学習
    ・python環境構築の概要
    ・doc2vecによる文書・単語の類似度計算と類似文書・単語抽出の解説

<本講座での習得事項>
 ① 機械学習による先行技術調査、SDI調査、技術動向調査の効率化
 ② 特許調査におけるAI利用の現状と注意点
 ③ 商用AI特許調査ツールの活用事例
 ④ オープンソースを利用した機械学習による特許調査
 ⑤ オープンソースを利用した自分でできる特許情報解析ツールの活用のヒント
 ⑥ 生成系AI(ChatGPT等)の諸問題と使い方のヒント

<講義概要>
最初に特許調査と検索の基礎について概観します。
第3章ではAIの概要と特許調査への応用について留意点と原理的な制限事項について述べます。
第4章では、2種類の商用AI特許調査ツールの活用事例を紹介します。
第5~7章では、デモを交えてオープンソースを用いた機械学習の特許調査への応用事例や、単語・文書のベクトル化、文書分類、文書ベクトルの次元圧縮による特許公報の俯瞰可視化と技術動向調査への応用を紹介します。調査目的に応じたアルゴリズムと特徴量の選択が重要であり、ツールの特徴を把握して使いこなすことが大事です。また教師あり機械学習には質・量の両面で教師特許の準備が大切です。
第8章ではAI技術の活用動向を、最近注目を集めているChatGPTに代表される生成系AIも含めて紹介します。
付録ではオープンソースを用いた、自分でできる特許情報解析ツールを紹介します。付録のプログラム、サンプルデータを実際に動かしてみることで理解が深まります。
本セミナーは、研究開発者、エンジニア、知財部員等で特許調査の効率化に関心がある方にお勧めです。



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