このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 機能性表示食品の開発・製造とリスク管理 [講習会詳細] | テックデザイン
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トラブルを予見することは難しくても、リスクを想定して損失の回避や低減に備えることは可能です。機能性表示食品による健康被害に着目して製品開発や製造工程におけるリスク、出荷停止基準の基本的な考え方について、事例を紹介しながら解説します。機能性表示食品制度に関連する行政施策の最新情報(決定事項/方向性)も紹介します。

 

機能性表示食品の開発・製造とリスク管理

 

コード tds20240723n1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 7月 23日(火) 13:00~16:00
配信について 【見逃し配信】はありませんので、ご注意ください。リアルタイムでのご受講をお願いします
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※5月23日までの申込

 

●講師

藤井技術士事務所 代表 工学博士 技術士(生物工学) 藤井 幹夫

1983年大阪大学大学院工学研究科発酵工学専攻博士課程修了。旭化成工業(株)、日本たばこ産業(株)、亀田製菓(株)にて食品の研究開発部門を歴任。後に(株)サンアクティスの技術部長及び品質保証室長、総務人事課長を兼務。在任期間中に技術士資格(生物工学部門)を取得し企業内技術士として登録。2020年6月に藤井技術士事務所を開業。食品・バイオ技術分野および経営・総務人事分野のコンサルティングを実施中。2024年5月~日本技術士会登録グループ 「食品技術士センター」理事。

●詳細

第1部 特定保健用食品と機能性表示食品
・許可/届出と責任の在処
・提供するベネフィット
・関与成分と作用機序
・食薬区分と安全性
・有効性の根拠

第2部 健康被害の回避
・機能素材に特有のリスク
・製造工程に伴うリスク
・ターゲット層に特有のリスク
・健康被害情報の収集と報告

第3部 ベニコウジの事例に学ぶ
・ベニコウジの有効成分と医薬品類似成分
・過去の健康被害情報とその対策
・原料の製造プロセス、品質管理とGMP
・健康被害は止められたのか?

<習得知識>
機能性表示食品における
・製品開発リスク(開発マネージャー)
・製造工程におけるリスク(製造マネージャー、品質マネージャー)
・出荷判定、出荷停止基準の基本的な考え方(統括マネージャー)

<講義概要>
 2024年1月末時点における機能性表示食品の総届出数は7,923品、届出取り下げ884品を除いた受理累計数は7,039品となりました。2015年4月に制度がスタートして以来着実に成長しています。一方でベニコウジを含むサプリメントを摂取したことによる健康被害が今年3月に報告され、因果関係が疑われる複数の死亡例もあることから業界では大きな問題になっています。
 健康被害のみならず、事故や災害は複数の要因が絡み合った結果として顕在化するケースが多く、それら要因の1つでも制御できれば幾つかの災害は未然に防ぐことができたと考えられています。品質管理の分野では4M(Man、Machine、Meterial、Method)や6M(+Measurement、Management)が重要と言われていますが、これらは事故や労災の要因にも関係する内容であり、ManとManagementにしばしば落とし穴が見られます。
 本セミナーでは、機能性表示食品の届出制度と安全性の確保について纏めるとともに、これまでに報告されている幾つかの事例をとり上げ、要因の洗い出しと被害を回避するための国の制度の中身、メーカーの責任と実施すべき施策について、演者の考えを中心に説明したいと思います。



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