このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 乳化・乳化剤の基本と乳化剤を使用しないエマルションの調製技術 [講習会詳細] | テックデザイン
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安定なエマルションを調製するために欠かせない乳化剤や乳化技術についての基礎知識をわかりやすく解説。乳化剤を一切使用しない乳化剤フリーエマルションの可能性についても言及します。

 

乳化・乳化剤の基本と乳化剤を使用しないエマルションの調製技術

 

コード tds20241002n1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2024年 10月 2日(水) 10:30~16:30
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※8月2日まで

 

●講師

信州大学 工学部 物質化学科 教授 酒井 俊郎先生

紹介:東京理科大学理工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。株式会社コンポン研究所(研究員)、ニューヨーク州立大学バッファロー校(Research Associate)、東京理科大学総合研究機構(プロジェクト研究員)、信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点(助教)、信州大学工学部物質工学科(准教授)、物質化学科(准教授)を経て、2019年より現職。2018年より信州大学工学部コロイド&界面科学研究センター(センター長)。専門はコロイド・界面化学で、高純度コロイド材料の製造技術の開発(乳化剤を使用しない乳化技術;乳化剤フリーエマルションや超音波を利用した金属ナノ粒子の合成とコーティング技術など)の研究に取り組む。日本化学会、日本油化学会所属。エマルション科学研究会(会長)。

●詳細

Ⅰ.乳化剤(界面活性剤)の基礎
 1.表面(界面)張力低下能
 2.ミセル形成(自己組織化能)
 3.クラフト点
 4.曇点
 5.可溶化
 6.吸着能
 7.乳化
 8.起泡力

Ⅱ.乳化とエマルション
 1.乳化方法および乳化剤の役割
 2.エマルションの安定性と崩壊(凝集・合一、オストワルドライプニング、クリーミングなど)
 3.新しいタイプのエマルション

Ⅲ.乳化剤を一切使用しない乳化技術
  “乳化剤フリー水中油滴型(O/W)、油中水滴型(W/O)エマルション”
 1.乳化剤フリーO/W,W/Oエマルションの分散安定性
 2.乳化剤フリーO/W,W/Oエマルション中の液滴の成長過程(解乳化過程)
 3.乳化剤フリーO/W,W/Oエマルションの長期分散安定化技術

<習得知識>
 ・乳化剤(界面活性剤)の基礎知識
 ・O/Wエマルション, W/Oエマルション・乳化の基礎知識
 ・O/Wエマルション, W/Oエマルションの不安定化(解乳化)および分散安定化機構
 ・乳化剤を使用しない乳化技術の実現性

<講義概要>
 互いに溶解しない(難溶な)“油”と“水”を混合(乳化)した「エマルション」は、食品、医薬品、化粧品、塗料・インク、ポリマー材料合成など多岐にわたり活用されています。つまり、「油と水を混ぜる=乳化」「エマルション」は、我々の生活に豊かさをもたらしています。
本講座では、「乳化剤(界面活性剤)の基礎」「乳化における乳化剤の役割」から「乳化剤(界面活性剤)を使用しない乳化技術」「乳化剤フリーエマルション」について紹介します。



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