このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 砂型鋳造法入門 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

基本的な製造手法のひとつでありながら体系的に学べる機会の少ない【鋳造】について、専門家がわかりやすく解説! 砂型鋳造の各工程や欠陥の種類・対策、製品の性質や規格、評価・検査方法について講義します。初心者はもちろん、あらためて鋳造について体系的に学びたいベテラン・異動者にもおすすめです。

 

砂型鋳造法入門

 

コード tds20240520h1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 5月 20日(月) 10:00~12:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

 

●講師

松野技術士事務所 代表 松野 進

横浜国立大工学部金属工学科卒業。株式会社栗本鐵工所にて耐摩耗・耐腐食鉄系鋳造材料の開発に従事しながら、他メーカや大学等と共同研究を実施。“低けい素による高マンガン鋳鋼の高靭性化”にて平成9年度 日本鋳造工学会技術賞を受賞。現在は、松野技術士事務所を開設。

●詳細

Ⅰ. 鋳造の基礎
 1. 鋳造とは
 2. 鋳造品のメリット・デメリット
Ⅱ. 砂鋳型について
 1. 砂型鋳造法
 2. 主な砂型鋳型の特徴
 3. 鋳物用砂に要求される性質
 4. 砂の形状が粘結性と通気性に及ぼす影響
Ⅲ. 鋳造方案
 1. 鋳造方案の名称
 2. 押湯の位置、形状が品質に及ぼす影響
 3. 凝固係数(モジュラス)
 4. 押湯の有効範囲
 5. 品質に悪影響を及ぼすホットスポットの防止方法
 6. 鋳込み方法の違いが品質に及ぼす影響
 7. 中子の役割
 8. 鋳造方案の注意点
 9. 鋳物の縮み代
 10. 種々の材料の伸尺
 11. 砂型鋳物の最小肉厚
Ⅳ. 鋳造欠陥と対策
 1. 鋳物不良の発生原因と対策
 2. ブローホール、ピンホール
 3. 内引け、外引け
 4. 方向性凝固による引け巣の抑制
 5. 割れ
 6. 焼きつき
 7. 介在物
 8. 鋳物の肉厚の注意点
 9. 鋳物の変形防止対策
Ⅴ. 鋳鋼と鋳鉄の性質
 1. 鋳鋼の分類
 2. 鋳鉄の分類
 3. 鋳鉄と鋳鋼の特長
 4. 黒鉛の晶出に及ぼすSi量の影響
 5. 鋳鉄の組織に及ぼすC、Siの影響
 6. 鉄の結晶構造
 7. 鉄は温度で結晶構造が変わる
 8. 鉄炭素系平衡状態図
Ⅵ. JISについて知っておくべきこと
 1. 製品分析の許容変動値
 2. 鉄鋼材料の検査通則
Ⅶ. 検査方法
 1. 組織試験
 2. 磁粉探傷試験
 3. 浸透探傷試験
 4. 放射線透過試験
 5. 超音波探傷試験

<本講座での習得事項>
  1.砂型鋳造法の基礎の習得
  2.鋳造方案の概要
  3.鋳造欠陥の原因と対策
<講義概要>
普段、私達は目にする製品が鋳物だとは意識しませんが、数多くの鋳物製品があります。鋳物の技術は比較的古くからあり、その技術を用いて大仏や硬貨などを作ってきました。現代においても重要な機械部品にも数多く使用されています。本講座では、砂型鋳造の概要、用語の解説により、砂型鋳造の基礎を学んでいただいた後、鋳造欠陥などの不具合とその対策について解説いたします。



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