このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 技術者・知財初任者に向けた知的財産超入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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企業活動に重要な知的財産の活用に関して、特許の基礎、取り方、強い特許の作り方、特許審査の流れと対応のコツ、製品開発への活用やトラブル事例などを、講師の特許庁やTLOでの経験を交えて、やさしく解説します。

元特許庁審査長・審判長が教える特許取得のノウハウ

技術者・知財初任者に向けた知的財産超入門

【日 程】

2018年4月27日(金) 10:30~16:30

【会 場】

都内都心部で調整しております。

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 国立大学法人山口大学 学長特命補佐

大学研究推進機構 知的財産センター長 佐田 洋一郎先生

経歴: 1970年 通商産業省入省、その後特許庁出向。1976年より特許庁審査官(土木,建築,事務機器,農水産)を担当。1996年より、特許庁審査部審査長、審判部審判長、審判部部門長を歴任。2004年山口大学教授(知的財産部門長併任)。2012年山口大学研究推進機構知的財産センター長、2014年山口ティー・エル・オー代表取締役社長(兼任)、現在に至る。中国経済産業局「特許等取得活用支援事業」選定委員長、経済産業省「産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業」審査委員、内閣官房知的財産戦略本部委員などを担当。

Ⅰ. はじめに
 1. もしもあなたの大切なアイデアが盗まれたら!
 2. 「知的財産を守る!」本当の意味は?
  a. 守られなかった商品の末路
  b. そもそも知的財産とは何か
  c. 開発製品にみる知的財産の種類と特徴

Ⅱ. 特許取得のための基礎知識からノウハウまで
 1. 特許取得の基礎知識
  a. どんな条件を満たせば特許は取得できるのか
  b. 企業における役割分担(技術者、知財担当者、弁理士等)
 2. このノウハウで特許を自由自在に
  a. 審査や評価は引き算の法則で
  b. 開発や出願は足し算の法則で
 3. 研究者が軽視しがちな足し算発明の驚異の威力
  a. 足し算(組合わせ)発明とは何か、その実例から探る
  b. 質問が集中する足し算発明の進歩性の判断基準

Ⅲ. あなたの開発商品を守る精鋭三銃士による防衛体制
 1. 三銃士=「モノの特許」「製造方法の特許」「方法特許」
 2. 開発監督者が知っておきたい三銃士の強み弱み
 3. 商品開発フローと三銃士の采配戦略・プログラム特許の活用

Ⅳ. 意識すれば見えてくる知財の世界
 1. 知財は「知識」より「意識」
 2. モノ造り現場は知的財産の宝庫

Ⅴ. 「強い特許」の作り方
 1. 特許の強さ、弱さとは何か?
 2. 強い特許,弱い特許の判別法
 3. 強い特許つくりの創出アイデアのまとめ方のコツ

Ⅵ.特許審査・審判官経験者があかす審査官対応の心得 
 1. 審査中の審査官の深層心理
 2. 審査はこんな手法で進められる
 3. 審査官が拒絶しにくい明細書作成のポイントとは
 4. 発明者がアピールしたい情報と審査官が知りたい情報の齟齬

Ⅶ. 製品開発に有効な知的財産の活用法
 1. 知財を活用した三段跳び式新製品開発手法
  a. 三段跳び式新製品開発手法とは
  b. 成功事例から学ぶ知財活用手法
 2. デットコピーを駆逐する新たな強い味方
 3. 商品価値を高める商標の力
  a. 田舎の小さな雑貨店主を高額納税者にした商標の威力
  b. 地方漁村の収益を数倍に上げた地域団体商標の機能

Ⅷ.経営者・従業員が知っておくべき職務発明規定
 1. 職務発明とはどんな発明
 2. 改めて学んでおきたい大きく変わった職務発明規定
 3. 意外とおきている職務発明取扱いの社内トラブルの対策

Ⅸ.キャラクターにおける知的財産トラブル
 1. 決してゆるくないゆるキャラの法的取り扱い
 2. 散見されるトラブルの事例(自治体も侵害したキャラクターの後始末)
 3. 知っておいたいトラブル回避のための基礎知識

Ⅹ. 大学の活用で貴社の飛躍を!そのコツを今あなたに
 1. 大学が知財にとりくむ表の状況と裏事情
 2. 今低くなった大学の敷居
  a. 意外と知らない無料で使える論文掲載技術
  b. 個人潜水夫が大学の研究成果で企業化に成功したポイント
  c. 研究成果の導入で競合の大企業商品を凌駕した地方小企業
 3. 山口大学が先鞭をつけた特許の無料開放と社会貢献

<講師の言葉>
 本講習会では、企業における知的財産権の重要性に触れながら、特許取得のための基礎知識から強い特許の作り方、審査官対応の心得、大学との連携など、重要な実務ポイントについて、実際の発明品やトラブル事例などを紹介しつつ解説します。
 今回の講義で特にお伝えしたいことは、「特許は引き算」という考え方です。これは現に審査官が審査で実施している、非常に便利な手法です。この考え方は【本件発明】-【最も類似の公知技術】=【発明のポイント】という方程式で表せます。この時、発明のポイントに予測できない技術的効果や社会的意義が生ずることで、特許は成立します。これが特許を評価するコツです。また特許を創出する際は、この引き算の公知技術を移項し足し算にすることで、【本件発明】=【最も類似の公知技術】+【発明のポイント】と考えることができます。審査や評価は引き算で、発明の創出は足し算。このスキームを習得すれば、特許は難しいことではないことが実感できるはずです。本講習会の中で、この法則の有用性を様々な事例から解説します。
 また、出願明細書作成において、効果を主張し過ぎて針小棒大の内容となり、審査官の印象を悪くするケースが散見されます。実際には発明の背景を踏まえた特有な課題を主張することで、審査官を味方につけ、審査もスムーズにすることができます。このような特許庁で審査・審判を30年以上務めてきたからこそ分かる「知っておくと役立つ知識」を、この機会にできるだけ多くお話ししたいと考えております。

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