このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 撹拌操作・スケールアップの基礎理論 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

撹拌やスケールアップの手ごろな入門書は少ないため、独学の場合、経験者用の実用書、古書、洋書に頼らざるを得ないのが現状です。本講座では、数式の意味などは言葉で説明しながら、基本事項をわかりやすく説明します。

 

撹拌操作・スケールアップの基礎理論

 

コード tds20240607z1
ジャンル 化学・材料
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 6月 7日(金) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は7日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

 

●講師

新潟大学 准教授 博士(工学) 工学部工学科 化学システム工学プログラム 化学工学コース(晶析工学) 三上 貴司先生

略歴: 2010年3月 早稲田大学大学院応用化学専攻博士課程・修了。博士(工学) 2010年4月 鶴岡工業高等専門学校物質工学科・助教 2013年4月 新潟大学工学部化学システム工学科・准教授研究: 晶析工学を基軸とした結晶品質制御、とくに単分散結晶の製法に関する研究所属学会等:化学工学会、分離技術会、日本工学教育協会

●詳細

1.流れの性質
1.1 流体の種類
1.2 流体のせん断応力
1.3 流れの速さ
1.4 流れの状態
1.5 レイノルズ数
1.6 設計計算例

2.撹拌理論
2.1 撹拌作用
2.2 フローパターン
2.3 代表的な撹拌翼
2.4 撹拌槽の基本構造
2.5 撹拌槽の構造因子
2.6 撹拌槽の寸法設計
2.7 流動特性
2.8 動力特性
2.9 撹拌所要動力の推算①(邪魔板無しの場合)
2.10 撹拌所要動力の推算②(邪魔板有りの場合)
2.11 混合特性
2.12 高粘性流体の撹拌
2.13 気液系の撹拌(吸収操作)
2.14 液液系の撹拌(抽出操作)
2.15 固液系の撹拌(晶析操作)
2.16 設計計算例

3.スケールアップ
3.1 スケールアップの考え方
3.2 幾何学的相似の条件
3.3 力学的相似の条件
3.4 運動学的相似の条件
3.5 スケールアップ基準式の使い方
3.6 スケール比の影響
3.7 設計計算例

4.撹拌槽内伝熱
(配布資料に記載するのみ。時間に余裕がある場合は説明を行う。)
4.1 対流伝熱現象
4.2 熱貫流現象
4.3 境膜伝熱係数の推算①(ジャケットの場合)
4.4 境膜伝熱係数の推算②(コイルの場合)
4.5 伝熱時間の推算
4.6 設計計算例

5.撹拌槽構造
(配布資料に記載するのみ。時間に余裕がある場合は説明を行う。)
5.1 材料力学の基礎
5.2 鏡板槽の設計①(寸法計算)
5.3 鏡板槽の設計②(強度計算)
5.4 撹拌軸の設計
5.5 伝熱部の設計
5.6 設計計算例

<習得知識>
・撹拌操作条件の合理的な決め方
・スケールアップ条件因子の選び方と使い方
・撹拌槽構造の合理的な決め方
・撹拌レイノルズ数や撹拌所要動力など撹拌技術用語の本質的な理解

<講義概容>
 撹拌やスケールアップの基礎理論について書かれた手頃な解説書はあまりなく、初学者が自分で勉強するには経験者向けの実用書や古書や洋書に頼らざるを得ないのが現状です。撹拌理論の本質的な理解には流体の流れや熱の伝わり方についての理解が必要であり、応用力をつけるには撹拌理論を使って実際に計算してみることです。
 当講座では、初学者を対象に、撹拌とスケールアップ理論の初歩を学びます。理論の性格上、数式が多く出て参りますが、なるべく言葉に置き換えますので、数学が苦手な方でも大丈夫です。説明文と計算過程が書かれた詳しいテキストをお渡ししますので、受講後も、講師の言葉を思い出しながら学習できます。当講座で取り扱わない周辺理論についても自習用としてテキストに記載いたします。



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