このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ヘアトリートメント製剤の基礎とその設計方法 [講習会詳細] | テックデザイン
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シャンプーと並びデイリーのヘアケアに欠かせない製剤であるヘアトリートメントについて、重要な役割を担うラメラゲルに注目し、その構造とトリートメントの設計方法、保存安定性について解説します。

 

ヘアトリートメント製剤の基礎とその設計方法

 

コード tds20240726n1
ジャンル 化粧品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 7月 26日(金) 13:00~17:00
配信について Live配信に加え【見逃し配信】も実施します。当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご視聴ください(配信期間は10日間程度)
受講料
(申込プラン)

通常価格: 39,600円 (消費税込)

早割価格: 31,680円 (消費税込) ※5/26(日)まで

 

●講師

合同会社DaKARPO 代表 化粧品開発コンサルタント 三栖 大介

1986年大阪大学工学部工学研究科 修士課程 修了。花王、ユニリーバ・ジャパン、日本ロレアル、ビューティーエクスペリエンスなどを経て、2020年12月に合同会社DaKARPOを設立し現在に至る。化粧品の処方開発、商品開発、生産技術、製造、品質管理などについてのコンサルティング活動を展開中。

●詳細

1.ヘアトリートメント製剤のための基礎知識
①液体の種類と構造
②エマルションとラメラゲル
③ラメラゲルネットワークとは
④ラメラゲルの構成要素
⑤滑沢性とラメラゲル
⑥髪の風合いとラメラゲル
⑦3:1の法則

2.ヘアトリートメント製剤に必要なこと
①ヘアトリートメントの一般的な構成
②使用する原料について
③高級アルコールと風合いの関係

3.ヘアトリートメントの簡易な設計方法
①ラメラゲルの設計
②界面活性剤の選択
③その他のコンディショニング成分とその特徴・配合方法
④シリコーンの種類と使用方法

4.安定性とその対策
①安定性に必要な考え方
②アレニウスの式と保存温度
③ラメラゲルの課題
④不安定な製剤の手直しの指針

5.質疑応答

<習得知識>
1.ヘアトリートメント製剤についての基本的な知識  
2.ヘアトリートメントの役割と使用する原料
3.ヘアトリートメントの(簡易な)設計方法      
4.ヘアトリートメント製剤の安定性の検討とその対処方法

<講義概要>
ヘアトリートメントは、シャンプーと並んでデイリーのヘアケアに欠かせない製剤であり、シャンプー後の髪の風合いを整える重要な役割を担っています。ヘアトリートメントはほとんどの場合、乳化という手法により製造されますが、この乳化はαゲルを基本とするラメラゲルネットワークと言われる構造を有し、トリートメントにおける滑沢性や使用後の風合いは、高級アルコールを主体としたラメラゲルをいかに製剤できるかによります。
この講義では、水中における高級アルコールや界面活性剤の集合体であるラメラゲルネットワークの生成と中心となるαゲルの構造について解説するとともに、簡易なトリートメントの設計方法について述べます。また、ラメラゲルネットワークは熱力学的には不安定な構造であることを学び、保存安定性の方法や、安定化の方法論についても解説します。



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