このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の伝熱・熱物性の基礎と加熱・冷却プロセスの数値解析(シミュレーション) [講習会詳細] | テックデザイン
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加工食品のおいしさを追求するR&D担当や、殺菌・保存を担当する技術者におすすめ! 加熱・冷却時の食品の伝熱について基礎から講義します。また、熱物性の測定・推算法に加え、具体的なデモをしながら数値解析のポイントについても解説します。

 

食品の伝熱・熱物性の基礎と加熱・冷却プロセスの数値解析(シミュレーション)

 

~熱物性を測定・推算し、加工条件の調査に役立てる~

コード tds20240912h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 9月 12日(木) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込)

PDF+カラー製本テキスト : 39,600円 (消費税込)

 

食品の伝熱・熱物性の基礎と加熱・冷却プロセスの数値解析(シミュレーション)

●講師

東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 教授 村松 良樹先生

2000年3月 東京農業大学 生物産業学研究科 生物産業学専攻 博士後期課程 修了ののち、同年4月より東京農業大学 生物産業学部 食品科学科 助手、2013年10月東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科 准教授を経て、2017年 4 月より現職。専門は、食品の物性(特に熱物性)、食品の乾燥、食品の加熱・冷却。所属学会は、農業食料工学会、美味技術学会、日本食品科学工学会など。

●詳細

Ⅰ.伝熱解析に関わる基本事項
 1.基礎用語の整理
 2.伝熱解析に関わる物性値とその特性
Ⅱ.伝熱の基礎
 1.伝導伝熱
 2.対流伝熱
 3.熱通過
 4.放射伝熱
Ⅲ.熱物性の代表的測定法
 1.比熱
 2.熱伝導率
 3.熱拡散率
Ⅳ.食品の熱物性の探索法・推算法
 1.書籍などの情報源の活用法
 2.熱物性の推算法

Ⅴ.数値解析基礎とシングルフィジックス解析
 1.数値解析の基礎知識
 2.伝熱解析
Ⅵ.マルチフィジックス解析と食品加工における数値解析の動向
 1.マルチフィジックス解析
 2.数値解析の今後の動向

※Ⅴ・Ⅵ 担当講師
 東京農業大学客員教授 橋口真宜 先生

<本講座での習得事項>
 1.加熱調理や食品加工における伝熱現象の基礎知識
 2.食品の熱物性の測定法・推算法と応用事例に関する情報
 3.数値解析の基礎と今後の動向に関する情報

<講義概要>
農産物や食品の加工、流通、および調理のプロセスには、加熱や冷却を伴う様々な熱操作が含まれます。代表的な操作として加熱殺菌、乾燥、濃縮、冷却・冷蔵、冷凍、電子レンジ加熱、オーブン加熱などが挙げられます。これらの操作の最適化や安全且つ効率的な調理・加工のシステム化には加熱・冷却に関する数値解析(シミュレーション)、すなわち食品内部の温度変化の予測と可視化が有効となります。例えば、いつでも同じ品質・食味を得るための調理・加工操作条件を把握するため、あるいは加熱処理により微生物が十分に死滅した安全性が担保された製造条件を確立するためには数値解析が有効となります。この数値解析において比熱、熱伝導率、および熱拡散率などの熱物性は必須の基礎資料となります。
そこで本講座では食品の伝熱解析に関わる基本事項や伝熱の基礎理論を解説します。また、比熱、熱伝導率、および熱拡散率を中心に、これらの熱物性の特徴や測定法、推算法などを解説・紹介します。さらに、数値解析の基礎や熱物性を利用した食品の数値解析を,デモンストレーションを交えながら解説・紹介します。伝熱および熱物性の基礎から加熱調理や食品加工における数値解析までを一通り学んで頂ける内容となっています。



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