このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 今日からすぐに実践できるTM(タグチメソッド)の基礎とPythonによるTMモデルプログラミング [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

タグチメソッドへの理解を深めたい技術者の方、Pythonのスキルを身に着けたい実務担当者に! 受講後すぐに業務に使えるツールを配布の上で、Pythonの扱い方とタグチメソッドを業務に活用するためのポイントを熟練の講師が解説します。

 

実験データからプログラムコードを出力できるツールを無料配布!

 

今日からすぐに実践できるTM(タグチメソッド)の基礎とPythonによるTMモデルプログラミング

 

コード tds20250801h1
ジャンル 汎用(品質,ものづくり)
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 8月 1日(金) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
ご案内事項 ※別途希望者にはPython環境を構築するための設定説明書を電子ファイル(pdf)で提供します。
 これから初めてPyhtonに触れる初心者の方でも安心してご受講いただけます!
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※6月13日までの申し込み

 

今日からすぐに実践できるTM(タグチメソッド)の基礎とPythonによるTMモデルプログラミング

●講師

株式会社ケンシュー 代表取締役 倉地 育夫

1979年、名古屋大学大学院工学研究科応用科学専攻を修了。同年、ブリヂストンタイヤ株式会社 研究第一部に入社。科学技術庁無機材質研究所、ブリヂストンタイヤ開発研究所を経て1991年よりコニカ株式会社に勤務。感材開発本部第4開発センター主任研究員、感材技術研究所主幹研究員を歴任。また、1995-1997の期間に福井大学地域共同研究センター客員教授を務める。2005年にコニカミノルタ株式会社 生産技術本部先行デバイス技術部リーダー、2009年にコニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 開発本部化成品開発センター担当部長に就任。2011年に同社を定年退社し、株式会社ケンシューを設立。2016年よりナノポリス(中国蘇州)顧問に就任。2000年5月 第32回日本化学工業協会技術特別賞受、2004年5月 写真学会ゼラチン賞受賞。2007年、担当研究(半導体用高純度SiCの開発と事業化)にてブリヂストンが日本化学会化学技術賞を受賞。著書に『ポリマー混練り活用ハンドブック(ゴムタイムズ社, 2020年)』。その他、セラミックスから高分子材料まで共同執筆書籍多数。

●詳細

Ⅰ.タグチメソッド(TM)概略
1.科学と技術
2.品質評価の指標SN比
3.動特性のSN比計算方法
4.TMと「実験計画法」との違い
5.動特性のSN比を用いるTM実験計画モデル

Ⅱ.オブジェクト指向解説
1.オブジェクト指向による問題解決
2.Pythonとオブジェクト指向
3.タグチメソッドとオブジェクト指向

Ⅲ.Python概略
1.基本文法
2.データ構造
3.ファイル操作
4.各種モジュールの扱い方

Ⅳ.動特性のSN比を用いるTMの実験計画モデル
1.TMモデルの全体像
2.実験計画と変数設計
3.動特性によるSN比のプログラム
4.補助表作成プログラム
5.分散分析プログラム
6.要因効果図作成プログラム
7.再現実験について

Ⅴ.無料配布ソフトウェアーの利用方法
 ※β版ですが、弊社でテスト済みです。

<本講座での習得事項>
1.動特性のSN比を用いるタグチメソッドの実験法
2.Pythonのプログラミングにおけるデータ構造、ファイル操作、モジュールの扱いの知識

<講義概要>
タグチメソッド(TM)の理解は難しい、と多くの方に誤解されています。米国で成功を収めた故田口玄一先生が日本で自らその普及を始められたのは30年以上前となりますが、いまだ開発現場に定着していない企業も多いといえます。一方で、たとえばレーザープリンターや複合機(MFP)を商品とする電子写真業界では、1990年代からTMを積極的に導入し成果を出してきました。このように電子写真業界で早く普及した理由は、感光体に大きく影響する帯電現象が既存の科学では未解明なトランスサイエンスの領域だったためです。機能設計にTMを導入することで帯電現象の影響を踏まえた製品開発を効率的に進めることが可能となり、ロバストの高い商品を市場に提供できるようになりました。教科書からTMを学習する場合、冒頭にある哲学を理解することが初心者には難解かもしれません。しかし、TMモデルを『基本機能で定まった開発対象(オブジェクト)のふるまいのロバストを高める制御因子の水準を探索する方法』として捉えるのであれば、手順を理解するだけですぐに活用できるでしょう。難解なTMの哲学については、理解した手順(TMモデル)を活用する過程で身に着けられます。
本セミナーではオブジェクト指向を実装したPythonでTMモデルをプログラミングしながらその理解を進めます。タグチメソッドのモデルの中でも動特性のSN比を用いたL18による解析プログラム作成を目標としますが、最初にTMの全体像とPythonの概略を解説するので、両者の知識が無くてもセミナーを理解できます。さらに、基本機能や実験データを入力すればPythonプログラムコードを出力するプログラム(β版)を配布しますので、講習会の後に受講者の業務へすぐに適用可能です。
また、本セミナーの目的は、オブジェクト指向の思考方法でTMを業務に活用することを目指していますが、初心者であればBASICより易しいPythonプログラミングのノウハウについても学べます。TMのパラダイムゆえに生成系AIではTM解析プログラムコードを生成できませんが、無料配布するプログラムで技術者の希望するコードを出力することが可能です。初心者はそのコードからPythonプログラムのコツを把握することもできるでしょう。



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