このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 見た目(色・質感)/音(咀嚼音)のおいしさに与える効果 [講習会詳細] | テックデザイン
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同じ味のはずなのに、音や色を活用すれば『よりおいしい』『より甘い』『よりしょっぱい』などが実現できる! おいしさや健康志向を追求する食品技術者にぜひ聞いて欲しい、聴覚や視覚の基礎から味覚との相互作用、食品応用への展望・将来動向までを体系的に学べる講座です。

 

見た目(色・質感)/音(咀嚼音)のおいしさに与える効果

 

~視覚・聴覚の基礎、食感・味覚との相互作用、AR・VR、クロスモーダル(感覚間相互作用)研究事例~

コード tds20250902h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 9月 2日(火) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※6月13日までの申し込み

 

見た目(色・質感)/音(咀嚼音)のおいしさに与える効果

●講師

横浜国立大学 大学院環境情報研究院 教授 感性脳情報科学YNU研究拠点 拠点長 岡嶋 克典先生

主な研究テーマは「情報工学(Information Engineering)」と「心理物理学 (Psychophysics)」を駆使した、人の感覚知覚系ならびにヒューマンインタフェース評価・開発。視覚系を中心に脳の五感情報処理機構を解明すべく、幅広い分野で研究を行っている。

●詳細

Ⅰ. 音・聴覚・咀嚼音に関する基礎
1. 音とは
2. 音の心理
3. 耳と咀嚼音
4. 咀嚼音と食感

Ⅱ. 視覚・色・質感に関する基礎
1. 網膜と視細胞
2. 人間の目の感度とその定量化
3. カラーマネジメントの基礎と応用(表色系と測色・色の定量化)
4. 質感と色知覚の違い

Ⅲ. 視聴覚と食感・味覚の相互作用
1. 聴覚と食感・味覚の相互作用(事例)
 ~食品認知における咀嚼音の効果~
2. 視覚と食感・味覚の相互作用(事例)
 ~見た目によって食感や味覚はどう変化するのか~

<本講座での習得事項>
1.音・聴覚の基礎知識
2.色、質感・視覚の基礎知識
3.クロスモーダル知覚と食品研究の展望

<講義概要>
食品のおいしさを左右するのは食品自体の味と香りであることに間違いありませんが、喫食時の咀嚼音(聴覚情報)や食品の見た目(視覚情報)によっても食感や味覚が大きく変調されることが知られています。また、最近、人工現実感(VR)や拡張現実感(AR)の技術を応用することで、視聴覚情報が食品のおいしさに与える影響(※クロスモーダル効果)が精密に測定されてきています。
そこで今回は、音・聴覚・咀嚼音ならびに視覚・色・質感に関する基礎知識を説明した上で、聴覚と食感・味覚および視覚と食感・味覚の相互作用の例について概説し、食品設計におけるクロスモーダル効果応用を指向する「食品情報工学」の将来展望について言及します。

※クロスモーダル効果…五感相互作用、感覚間相互作用。クロスモーダル知覚とも呼ばれる。五感のある感覚が刺激されたときに、存在しない別の感覚を脳が補完してしまう錯覚現象のこと。



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