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2025年6月に経過措置が終了した食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度。改正食品衛生法に基づく対応が求められる中、本講座では制度の背景から最新の規格基準、製造・輸入・販売事業者が取るべき実務対応までを体系的に解説します。制度の本質を理解し、2026年以降の製品設計・品質保証・サプライチェーン管理に活かすための実践的知識を習得できる内容です。
「経過措置終了後の対応、万全ですか?」 ― 器具・容器包装のPL制度を実務で活かすための最新知識を提供
改正食品衛生法対応:器具・容器包装ポジティブリスト制度の実務と規格基準の最新動向
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コード | tds20260225t1 |
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ジャンル | 食品 |
形式 | オンラインセミナー(Live配信) |
日程/時間 | 2026年 2月 25日(水) 13:00~17:00 |
配信について | 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで) |
資料(テキスト) | 印刷物を郵送 |
受講料 (申込プラン) |
通常: 39,600円 (消費税込) |
技術コンサル サポサス(SuppoSust) 代表 兒玉 哲夫氏 ■経歴1983年、東洋紡株式会社に入社。分析部門で製品開発やその分析評価と共に社内外の環境分析や作業環境測定等を実施。事業所内の危険物、毒劇物、有機溶剤、特化物等の管理システムの構築、環境安全部門では環境マネジメントシステム(ISO14001)、品質マネジメントシステム(ISO9001)、労働安全衛生の教育や取りまとめ、社内・工場・グループの監査も実施。また、REACH等の化学物質管理システムの構築とグループの管理体制づくりを推進した。2010年、東洋紡を退職後、主に繊維製品を検査する(一財)ボーケン品質評価機構に入社。分析部門で食品衛生法(器具・容器・包装)の検査を立上げ、建材や家具等のVOC(シックハウス)分析や様々な分析評価をする中、製品中の有害物質の分析、CSR(企業の社会的責任)監査やコンサルテーションを実施。2020年、アパレル・履物・繊維産業におけるサプライチェーンの持続可能性の向上に取組む団体SAC(SUSTAINABLE APPAREL COALITION)の加入を推進した。2020年に技術コンサル"サポサス"を設立し、ISO9001、ISO14001、ISO45001の審査員、化学物質管理等のコンサルテーションやセミナー講師をしている。■専門および得意な分野・研究環境分析・作業環境測定・分析評価/食品衛生法の器具・容器包装・玩具の輸入検査/(製品含有)化学物質管理/QMS・EMS・OHSMS■本テーマ関連学協会での活動一般社団法人化学物質管理士協会の近畿本部長代理となり、化学物質管理士補として、製品含有化学物質管理のセミナー等の講師を担当。2023年6月、新日本法規から出版された『製造業における化学物質の環境・安全管理の手引』にも執筆。 |
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1.器具又は容器包装に関する食品衛生法改正 |
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食品用の器具・容器包装の安全性の確保や、国際的な規制の整合性を確保するため、2020年6月1日、食品用器具・容器包装のポジティブリスト(PL)制度が施行され、PLに収載された物質を使用した器具・容器包装のみ製造・販売できることになりました。一方、5年間の経過措置が設けられ、その間、PL未収録の材料の追加申請やPL関係の修正等が行われてきました。2025年5月31日に経過措置が終了しましたが、内容が多岐にわたり、その理解や対応に不安をお持ちの方も多いと思います。 |