このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 実験の実務:実験結果の解析と解釈 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

実験結果から結論を導き出すプロセスをより深めるためのヒント(考え方や進め方、必要なツール、注意点)について、解析・解釈における論理思考法や誤認や間違いを生み出す認知バイアスの排除にも触れながら解説します。

 

実験の実務:実験結果の解析と解釈

 

~結果をどう読み、どう結論するか~

コード tds20260313n1
ジャンル 汎用(ビジネススキル)
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 3月 13日(金) 10:30~16:30
配信について 【見逃し配信】はありませんので、ご注意ください。リアルタイムでのご受講をお願いします
資料(テキスト) 印刷物を郵送
ご案内事項 ◎本セミナーでは、コンサルタントや講師業の方(※)のご受講はご遠慮いただいております。
※企業/大学等の所属有無を問わず実質的に社外に技術指導・講演をされている方(該当の有無をメールで確認させていただく場合がございます)

◎テキストをご自宅にお送りすることも可能です。お申し付けください。
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込) ※本講座は早期申込み割引の対象外です

 

●講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹

大手化学メーカー、電器メーカー、化学系ベンチャーでの研究開発とマネジメントに従事。現在はベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決から、戦略策定、人事研修などの人材育成などを行う(講師HP:http://analysis.ikaduchi.com)。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師、大阪市産業創造館 技術・経営相談員、市立教育研究所 運営委員、滋賀県 社会教育委員を兼務。知財管理技能士。

●詳細

1.【イントロダクション】
1)全体の流れ
2)解析と解釈
3)結論とは
4)結論の条件

2.【解析の前に】
1)データの採否
2)そのデータは最善か
3)正確なデータを得るために
4)AccuracyとPrecision
5)誤差の管理
6)n数(再現性)の考え方

3.【解析】
1)解析のあるべき姿
2)第1視点
3)実験パラメーターの整理
4)解析パラメーターの選択
5)5大解析視点+1
6)データ表現
7)様々なグラフの使いこなし
8)誤差の表現
9)相関解析
10)検量線
11)アレニウスプロット
12)代表的な平均法と平均の罠
13)官能評価
14)JISの活用

4.【スペクトルを例とした解析】
1)スペクトル前処理の分類
2)バックグランド補正
3)スムージング
4)対数化
5)正規化
6)ベースラインの引き方
7)より正確な定量値を得るために
8)ピーク分離
9)検量線法による定量
10)多変量解析
11)予測
12)要約
13)多変量解析の応用
14)マッピングと多変量解析(PCA等)
15)スペクトルへの応用(PCA)
16)主成分分析(PCA)

5.【解釈】
1)解釈とは
2)因果と相関
3)因果と相関の区別
4)解釈の検証
5)クロスチェック
6)解釈演習

6.【解析・解釈における論理思考】
1)解析≒論理思考
2)論理思考の基本
3)帰納法
4)演繹法
5)使いこなしの例
6)論理思考法の整理
7)ロジックの条件
8)帰納法、演繹法の落とし穴
9)帰納法の実務的利用
10)論理の完成プロセス

7.【解析・解釈と認知バイアス】
1)認知バイアスとは
2)認知バイアス排除のポイント
3)実験結果の取り扱いで注意すべき認知バイアス

8.【実践演習】
ここまでの解説を踏まえて、実際のデータを例をとして、どのように解析して解釈するかを実践演習として実施します。

9. 【まとめ】と質疑

<受講対象>
・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
・指導するリーダー、管理者
・新入社員、若手

<習得知識>
✔ 実験結果の解析
✔ 解析結果の解釈
✔ 結論化
✔ 論理思考
✔ 誤認、間違いの排除

<講演概要>
 研究開発において必要不可欠な実験は、実施して終わりではなく、そこから得られる実験結果から結論を導かなければなりません。そこで、必須となるのが実験結果の解析と、実験結果の解釈です。実験結果の解析では、生データからは分からない様々な情報を引き出したり掘り起こしたりすることになります。ここには、シンプルにピーク位置等を読み取るというようなことから、ピーク分離、統計処理、多変量解析などの複雑な処理が含まれます。ここで重要なことは、単なる作業として行うのではなく、それぞれの方法や手順の原理や限界、注意点を理解していることです。実験結果を解釈し結論に至るプロセスでは、解析によって得られた情報の意味を読み取ることが求められます。その際には、単なる数学的な解釈ではなく、物理的、科学的意味を解析結果と結び付けなければなりません。その中では、当然ながら客観的な論理思考が必要であり、考えた解釈や結論の検証も必須です。
 本セミナーでは、実験結果の解析、実験結果の解釈、結論の導出における考え方、進め方、必要となるツール、注意点などについて実例を交えながら詳細に解説します。 



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