このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 経営層・事業部門・研究開発部門が関心を引く知財戦略レビュー [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

関係部門との「すれ違い」の要因を理解し、知財の価値を正しく伝えるコツを解説。相手が関心をよせる「安定経営」や「事業成長」と結びつけた知財戦略の策定、相手に刺さる言葉・論点・タイミングを具体的に紹介。

 

経営層・事業部門・研究開発部門が関心を引く
知財戦略レビュー

 

コード tds20260226k1
ジャンル 知財
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2026年 2月 26日(木) 13:30~16:30
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋駅/九段下駅)

配信について 録画配信です。 (2026年3月10日まで配信)
開催後3営業日以内に配信開始します。
当日の受講が難しい場合は録画配信をご利用ください。
資料(テキスト) 対面受講:当日配付 / 録画配信受講:PDFのダウンロード
受講料
(申込プラン)

会場受講+録画配信受講: 27,500円 (消費税込)

録画配信受講: 27,500円 (消費税込)

 

●講師

知財戦略ラボラトリー 代表、元セイコーエプソン株式会社 知的財産本部 特許技術部長 小嶋 輝人

湯浅電池(株)(現GSユアサ)にてプラント設計等に従事、クリエートメディック(株)で商品開発に従事。1998年 セイコーエプソン(株)に入社し、知財部門に21年在職。インクジェットプリンターからプロジェクター、ロボット、デバイスまで、広範囲の出願・権利化活動、米国訴訟、知財戦略に関与。2017年より部長としてセイコーエプソンの知財戦略推進の中心的役割を担ってきた。2023年11月に定年退職後も同社事業戦略推進のため残留。その傍ら、知財戦略ラボラトリーを起ち上げ、フリーランスとしての活動も開始した。

●詳細

1.経営と知財のズレ
  ・「すれ違い」のワンシーン:「どんな風に」伝わらないのか? なぜ伝わらないのか?
  ・互いの視点・論点・言語を揃える:相手の事業戦略検討の中枢に入り込む必要性
  ・突破口を探す:橋渡しとなってくれるキーパーソンは誰か?
2.「事業戦略」を知る
  ・簡単にできることではない:経営学者でも意見は分かれている
  ・「戦略」とは何か:統一的見解・定義はあるのか?
  ・必ず考えなければならないこと:あなたの会社で今一番大事なことは何か?
  ・「事業戦略」の本質:一番大事なことを確実に成し遂げるには?
  ・知財部門にわかる話か?:AIを使ってある程度の見当をつける方法1
3.「知財戦略」を「事業戦略」の中に位置付ける
  ・そもそも知財とは何か?:「特許で守るところなど事業の本当の強みではない」
  ・「模倣困難性」という概念:知財以外の参入障壁
  ・「価値」と「障壁」:その「価値」は模倣困難か?
  ・事業の弱みを知財で守る:事業の「模倣に対する脆弱性」と知財戦略
  ・どうやって分析すれば良い?:AIを使ってある程度の見当をつける方法2
4.「ポートフォリオ戦略」について
  ・「事業戦略」の中の「知財戦略」遂行の基本:特許クラスター
  ・競合他社との関係を考慮する:特許ステータスマップ
5.「知財戦略」を伝える
  ・「事業戦略」の本質を知財部門はどう捉えたか?:経営とのすり合わせの原点
  ・「経営課題を確実に解決する」のを妨げる知財障壁について:「脆弱性」の指摘
  ・「知財障壁」克服の方針:ポートフォリオ戦略
  ・ポートフォリオ戦略実行の計画と予算
6.理想と現実の狭間
  ・貴社の知財戦略をレビューする:知財戦略アセスメント
  ・課題だらけに惑わされない:全部課題だからと言って全部やらなければならないのか?
  ・継続は力:複数課題に対する取組み方

<講義概要>
経営と知財の「すれ違い」はどこにあるのでしょうか? 次のような話を題材に、経営層、事業部門、研究開発部門に伝わる知財活動(戦略)と、伝え方を学びましょう。
1.視点の違い:経営層や事業部門は安定経営と事業成長を目指しています。彼らの視点に立った時に、ライセンスの行方や個別の特許の威力の話よりも、それらが安定経営や事業成長にどのような影響を及ぼすのか、を知りたいのです。
2.論点の違い:経営層や事業部門が気にしていることの多くは、売上や利益の今後の見通しです。良くも悪くも、技術開発戦略でさえ、短期的および長期的な売上・利益への影響を問われます。この論点に刺さらない限り、知財戦略の話もなかなか興味を惹きません。
3.言語の違い:例えば知財部門が気にしている「いつ」は「新規性喪失前」ですが、事業部門が気にしている「いつ」は、「事業の立上げタイミング」だったりします。それぞれの思惑によって、「大事な事柄」を表す言葉の意味が違うので、話が噛み合わないことがあります。



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