このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 3時間で学ぶ ホエイの特徴と産業での利用 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

長年、乳・乳製品の研究開発に携わってきた専門家が、近年利用価値の高まっているホエイについて、成分の特徴から工業的な利用方法、調整方法を中心に解説します。

 

3時間で学ぶ ホエイの特徴と産業での利用

 

~ホエイの成分・製造・注目される機能性成分~

コード tds20260119z1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 1月 19日(月) 14:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送
ご案内事項 テキストとは別に、講師著書(牛乳・乳製品の知識 2017 幸書房)をお送りします。
受講料
(申込プラン)

早割価格: 22,400円 (消費税込) ※12月12日までの申込

 

3時間で学ぶ ホエイの特徴と産業での利用

●詳細

Ⅰ. ホエイに含まれる成分
 1. 酸ホエイとチーズホエイ (同じホエイでも中身は違います)
 2. ホエイの成分、特に牛乳と母乳の違い (乳児用粉乳は牛乳を使いながらも母乳成分に近似化します。そのためにホエイを利用するのですが簡単ではないのです。)
 3. 主なホエイたんぱく質 (β-ラクトグロブリンとα-ラクトアルブミンはどんな役割を担っているのか)
4. 乳糖の分解と合成、乳糖不耐症 (牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする。それって、本当に乳糖不耐症なの?)

Ⅱ. ホエイの製造と利用
 1. ホエイ粉の製造 噴霧乾燥、膜濃縮、イオン交換樹脂
 2. ホエイおよびホエイ粉の利用例 ホエイ飲料、チーズ(リコッタ、ブラウンチーズ)、アイスクリーム・菓子類、育児用粉乳、スポーツ・ダイエット用、機能性食品素材
 3. ホエイ利用に関わる留意点 チーズにより異なるホエイの風味、乳糖の結晶化

Ⅲ. 機能性成分
 1. MBP 骨健康への影響
 2. ラクトフェリン (マルチな機能を有するものの食品への利用は限られています。それは何故なのでしょうか)
 3. ラクチュロースとオリゴ糖 (オリゴ糖の機能について紹介します)
 4. ラクトパーオキシダーゼ (抗菌効果とヨーグルトへの利用について)
 5. カゼインマクロペプチド(CMP) (健康訴求食品への可能性)

<習得知識>
1.ホエイの成分:ホエイに含まれる様々な成分の特徴
2.ホエイおよびその成分の製造と利用:ホエイ成分の工業的な製造法と利用
3.ホエイに含まれる機能性成分:ホエイに含まれる機能性成分のうち実用されている成分の調製と利用

<講義概要>
 これまで、チーズを製造した際に排出されるホエイはそのまま廃棄されるか、飼料として豚に飲ませることが一般的でした。大手乳業メーカーではホエイを噴霧乾燥し、アイスクリームや菓子などの副原料として利用していたものの、小規模チーズ工房では今日でもホエイ処理に苦慮しています。しかし、近年ホエイそのものの、およびホエイから分離される成分の機能性が見いだされるようになると俄然ホエイの価値が高まりました。そこで、まずホエイに関する理解を深めるために、ホエイの成分とその特性についてご説明します。特に、乳糖と乳糖不耐症については誤解されている方が多いので誤解を解きたいと思っています。次いで、入手し得るホエイがどのようにして製造されたか、製造法により異なるホエイの特性、そして様々な利用例についてご紹介します。さらに、ホエイ中の機能性成分として、MBP、ラクトフェリン、オリゴ糖、ラクトパーオキシダーゼの機能と利用についてお話します。



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