このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 抹茶のおいしさ・物性の評価と食品加工における抹茶の選び方 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

飲料はもちろんアイスクリームやケーキなどのスイーツ、そばやパンなどの食品開発に! 海外でもブームとなっている【抹茶】について、基礎からおいしさや物性の評価、食品への利用のポイントを【お茶の専門家】に解説いただきます!

 

お点前から加工原料用まで、すべての抹茶を解説!

 

抹茶のおいしさ・物性の評価と食品加工における抹茶の選び方

 

~ お茶の品種 / 栽培方法 / 粉砕工程 / 物性評価 / 用途に応じた抹茶の選択 ~

コード tds20260316h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 3月 16日(月) 14:00~16:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※12月12日までのお申し込みが対象です。

 

抹茶のおいしさ・物性の評価と食品加工における抹茶の選び方

●講師

茶学の会 会長 元 株式会社 伊藤園 中央研究所 沢村 信一

(株)伊藤園 品質管理(分析部門)および中央研究所に勤務。種々の抹茶の粉砕方法の違いによる物性研究、食品製造工場での微生物衛生管理(製茶工場から飲料工場、その他食品工場まで)、紅茶成分の抗ボツリヌス毒素、食品の物性(野菜ジュースの飲みやすさ、泡沫(炭酸飲料・抹茶))について研究を行う。現在は茶学の会にて会長を務める。これまでに、(社)全国清涼飲料工業会賞(平成19年:「茶系飲料への迅速微生物検査法導入とその評価」)、日本農芸化学大会トピックス賞(平成24年:「炭酸水の体温低下抑制作用)、(社)日本缶詰協会賞(平成24年:「野菜飲料の有機酸の静菌効果および官能評価」)を受賞。著書に『茶大百科』(農文協、平成19年、分筆)、『中世日本の茶と文化【アジア遊学 252】』)勉誠出版、2020年、分筆)、『伝統食品のおいしさの科学』((株)エヌ・ティー・エス、2024年、分筆)がある。

●詳細

Ⅰ.抹茶とは
 1.お点前用の抹茶
 2.加工用の抹茶

Ⅱ.抹茶の需要
 1.世界の需要
 2.国内の需要

Ⅲ.抹茶の出来るまで
 1.品種による違い
 2.栽培(覆い下、冠(かぶせ)、路地)
 3.製茶(碾炉(レンガ式・機械式)等)
 4.粉砕機(茶臼、ボールミル、ジェットミル等)

Ⅳ.評価法
 1.粒度(中位径、最大径、平均度)
 2.ざらつき
 3.起泡性
 4.色

Ⅴ.食品への用途
 1.起泡を重視
 2.ざらつきのおさえた食品
 3.沈降を重視

<本講座での習得事項>
1.抹茶の栽培から粉砕までの工程(お点前用と食品加工用の違い)
2.種々の栽培・粉砕から得られる抹茶の評価とその方法(おいしさ、物性)
3.食品の用途に応じた抹茶の選択

<講義概要>
 国内で流通している食品加工用の抹茶はさまざまである。茶の品種、栽培法(覆い下、冠(かぶせ)、路地等)、製茶法(碾炉(レンガ炉、機械炉)、煎茶用製茶等)、粉砕機(茶臼、ボールミル、ジェットミル等)によって、出来る茶葉(抹茶)は全く異なる。上記のものが単品で流通することは無く、ブレンドされ、粉砕されたものが流通している。
 食品問屋からの商品として、安価なものから高価格帯まで数種類が用意されているのが現状である。安価な抹茶は色・香り・粒度のどれもが良くない。高価格になるに従ってそれらが向上する。しかし、これで良いのであろうか。栽培法、製茶法、粉砕機ごとに特徴があり、それによって色・香り・粒度等が異なる。
 抹茶を添加する食品の種類によって使用する抹茶の特性が異なるのは当然であるが、一般に流通している加工用抹茶ではこれらの点が考慮されていない。最近流行りの抹茶ラテ、抹茶アイスクリームや、茶そば、スポンジケーキやパン、クッキーなどでは求められる特性が異なる。本講座ではこれらの点を考慮し、それぞれの特徴を物性面から解説していく。



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