このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 レトルト食品の基礎知識と製品開発のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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<毎回好評>レトルト食品のメリット(=常温流通可能)を最大限に活かし、デメリット(=高温殺菌による品質劣化)を極力抑えた商品設計の基本技術と製造時のポイント、殺菌条件設定の留意点について、講師が実務経験の中で培った知見を交えてわかりやすく解説します。

 

レトルト食品の基礎知識と製品開発のポイント

 

~市場トレンド、製造プロセス、栄養と品質の変化と対策、包装・殺菌の注意点~

コード tds20260109n1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2026年 1月 9日(金) 10:30~16:30
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋駅/九段下駅)

受講料
(申込プラン)

①会場受講: 36,300円 (消費税込)

②オンライン受講: 36,300円 (消費税込)

早割価格①会場受講: 32,670円 (消費税込) ※12/9までの申込

早割価格②オンライン受講: 32,670円 (消費税込) ※12/9までの申込

 

●講師

東洋食品工業短期大学 包装食品工学科 准教授 技術士(農業部門) 宮尾 宗央先生

1984年大阪大学工学部発酵工学科卒業、同年ハウス食品工業(株)(現ハウス食品(株))入社。主として冷凍食品・チルド食品の開発・研究やレトルト食品(カレーフィリング等)の開発に従事し、2017年より現職。現在は缶詰・ビン詰・レトルト食品に関する講義・実習を担当。【所属学会】日本冷凍空調学会、日本食品工学会、日本防菌防黴学会

●詳細

Ⅰ.レトルト食品の基礎知識
1.レトルト食品の歴史
2.レトルト食品の種類と市場トレンド
3.レトルト食品の定義と関連法令 
4.レトルト食品の殺菌対象菌 
5.HACCPに基づく衛生管理

Ⅱ.レトルト殺菌による栄養と品質の変化
1.殺菌・保管時の栄養価の変化
2.香味変化とその対策
3.色調変化とその対策
4.食感・粘性の変化とその対策
5.レトルト食品の製品開発のコツ

Ⅲ.レトルト食品製造のポイント
1.レトルトカレーの製造フロー
2.具材調理工程のポイント
3.ソース煮込み工程のポイント
4.充填・密封工程のポイント
5.レトルト食品開発事例

Ⅳ.レトルト食品の包装システム
1.レトルトパウチの包材構成
2.レトルト食品の破袋と強度試験
3.成型容器とガス置換包装
4.各種包装設備

Ⅴ.レトルト食品の殺菌方法
1.熱水スプレー式レトルト殺菌
2.その他の殺菌方式(蒸気式、熱水式)
3.殺菌条件設定時の留意点・トラブル事例
4.殺菌理論の概要(F値、D値、z値の概念紹介)

【習得知識】
 ・レトルト食品のメリットを生かした製品開発を行うための基礎技術
 ・レトルト食品の工場生産時に必要な基礎知識
 ・殺菌条件設定時の留意点・トラブル事例

【講義概要】
 レトルト食品には常温流通可能というメリットと、高温殺菌による品質劣化というデメリットがあります。レトルト食品開発時に重要なことは、品質劣化を極力防止することで、レトルト食品のメリットを最大限に生かすことです。
 本講義では、製品開発に必要な基礎知識として、レトルト食品の定義・関連法令や市場トレンド、レトルト殺菌による香味・色調・食感の劣化とその防止方法といったソフト面を解説します。次にレトルト食品の工場生産に必要な基礎知識として、代表的なレトルト食品であるレトルトカレーを取り上げ、その概略製法、製造工程で注意すべきポイント、包装形態とその特性、各種殺菌装置の種類とその特徴といったハード面に関して解説します。最後にレトルト食品のCCPに当たる殺菌工程に関して、殺菌方法、殺菌理論に加え、殺菌条件設定時の留意点・殺菌不良のトラブル事例なども取り上げます。
 講義全体を通じて、レトルト食品開発に当たっての基礎知識と、大量生産時のコツをつかんでいただければ幸いです。

受講者の声

・実際の商品設計時に役立つ情報があり参考になりました。
・専門分野ではないので基礎知識から学べて参考になりました。
・実体験に基づく経験談を交えた説明がとても分かりやすく今後の製品開発の役に立つ内容
 でした。
・栄養と品質の変化については以前から興味があったが調べ辛いところだったので参考に
 なった。
・分かりやすい講義ありがとうございました。



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