このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 後発参入における特許クリアランス実務〜障害特許の見極めと弱点の見つけ方、“切り札”特許の創出〜 [講習会詳細] | テックデザイン
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参入障壁となる特許の弱点を突き、無効化やクロスライセンスによって障害特許を活用特許へ転換する戦略を紹介。数値限定・パラメータなどの特殊クレームの弱点を見抜くポイントも解説。

 

後発参入における特許クリアランス実務
〜障害特許の見極めと弱点の見つけ方、“切り札”特許の創出〜

 

コード tds20260310k1
ジャンル 知財
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 3月 10日(火) 13:30~16:30
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度)
当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) PDFデータのダウンロード
受講料
(申込プラン)

早期申込割引価格: 19,360円 (消費税込) ※1/12までにお申込の場合

通常価格: 24,200円 (消費税込)

 

●講師

湘南国際特許事務所 所長 弁理士、(元)富士ゼロックス株式会社 牧山 皓一

富士ゼロックス(株)入社後、総合研究所で研究開発に約20年従事。その後、知的財産権センターに異動し、大学との共同研究・ラインセンス交渉業務のマネージメント、全社知的財産戦略の立案と展開を始め、様々な知的財産業務に従事。07年8月退社、同年10月より現職。現在、発明創出活動、大学との共同研究、技術者知財教育等の企業に対する知財コンサルティングを専門に実施。

●詳細

1.参入障壁となる特許(障害特許)を特定する方法
 (1)開発製品の仕様特定
 (2)開発製品の市場導入時期・他社特許の権利の有無に対応して調査対象を絞り込む
 (3)クレームチャートを利用した障害特許の特定
 (4)クレームの解釈
   ①クレーム解釈の原則
   ②文言解釈と均等解釈
2.障害特許の無効化・権利行使の弱点を見つける方法
 (1)公知文献調査のポイント
   ①出願経過から文献調査の対象を絞り込む
   ②論文などの非特許文献調査のポイント
   ③周知技術文献を有効に活用するには?
 (2)裁判例を参考にした公然実施主張のポイント
 (3)裁判例を参考にした明細書の弱点を見つけるポイント
   ①明確性要件を満たしているのか?
   ②実施可能要件を満たしているのか?
   ③サポート要件を満たしているのか?
   ④特殊なクレームの弱点を見つけるポイントは?
     ・パラメータークレームの弱点は?
     ・機能的クレームの弱点は?
     ・数値限定クレームの弱点は?
3.障害特許を活用特許に転換するポイント
 (1)クロスライセンスを活用する
 (2)クロスライセンス交渉を有利に進めるための発明の創出
   ①他社の先回りをして発明を創出する方法は?
   ②他社特許を囲い込む発明を創出する方法は?
   ③他社特許の利用発明(外的付加、内的限定)を創出する方法は?
   ④数値限定発明の活用
   ⑤先行企業の将来技術を予測して発明を創出する方法は?
4.参考文献

【講演概要】
 後発の企業が対象市場でビジネスを展開するには、先行する企業の特許網を攻略して破らなければいけません。先行する企業の特許網を攻略して破るには、後発企業のビジネスの障害となる特許を特定し、無効化を図る、権利行使の弱みを見つけることが有効な手段となります。
 無効化が図れず、権利行使の弱みも見つけられない場合は、障害特許の実施許諾を受けてビジネスに活用する活用特許に転換する必要があります。実施許諾交渉を有利に進めるためには、先行する企業が実施したくなる特許を創出して実施許諾交渉(クロスライセンス交渉)の切り札とすることが効果的です。
 参入障壁となる先行企業の特許網を破る、攻略する方法について、具体的な事例に基づいて説明します。企業の知財担当者だけでなく、研究開発者にとっても参考になる内容です。



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