このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 電子レンジ加熱のメカニズム・加熱特性と将来動向 [講習会詳細] | テックデザイン
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~おいしい加熱調理食品を開発するための~

 

電子レンジ加熱のメカニズム・加熱特性と将来動向

 

コード tds20260226h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 2月 26日(木) 14:00~16:00
配信について 見逃し配信は実施いたしません。
ご注意ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※12月12日までのお申し込みが対象です。

 

電子レンジ加熱のメカニズム・加熱特性と将来動向

●講師

上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授 堀越 智先生

 2008年に東京理科大学 講師、2010年 同大学 准教授、2011年 上智大学 准教授を経て、2020年より現職を務める。日本電磁波エネルギー応用学会 (JEMEA) 理事長、東京学芸大学 非常勤講師、日本学術振興会 委員、材料技術研究協会 理事、Molecule エディターJournal of Microwave Power and Electromagnetic Energy エディター、Mini-Reviews in Organic Chemistry エディター、Chemical Engineering エディターを兼任。 日本電磁波エネルギー応用学会 第一回学会賞(2018年) を受賞。著書に、『生物・生体・医療のためのマイクロ波利用~熱/非熱プロセスを用いた基礎から応用の技術~(エヌ・ティー・エス出版, 2020)』、『困らない! マイクロ波サイエンスとエンジニアリング -加熱・乾燥・化学・材料のノウハウ集- (S&T出版 2018)』。詳細はWEBページに掲載: 上智大学 堀越研究室で検索

●詳細

Ⅰ.マイクロ波加熱
 1.マイクロ波加熱の原理と特徴
 2.加熱ムラや加熱不足が起きる原因
 3.マイクロ波エネルギー利用の様々な応用例

Ⅱ.食品・素材と加熱特性の関係
 1.なぜマイクロ波加熱がいいのか?
 2.乾燥食品や冷凍食品でもなぜ温まるのか?
 3.温度や温度ムラの測定方法は?
 4.実測と理論による加熱効率予測法は?
 5.電子レンジと食材の相性判断は?
 6.食品特性を活かした部分加熱の工夫は?
 7.起きてしまう事故とは?
 8.困りごとQ&A

Ⅲ.最新電子レンジの動向
 1.次世代電子レンジ
 2.殺菌・乾燥技術
 3.産業用マイクロ波加熱装置
 4.化学分野・生物分野への応用
 5.フードロスの削減
 6.世界的動向

<本講座での習得事項>
・電子レンジの加熱原理と特徴
・食品のマイクロ波加熱はどのように進むか
・電子レンジの得意なこと、不得意なこと
・最新の世界的動向

<講義概要>
 電子レンジの世帯普及率は98%を超えており、今や一家に一台が当たり前の白物家電となっています。短時間で食品を温められる電子レンジは、現代のキッチンに欠かせない必須機器です。近年では、外食に代わって自宅での食事が増加傾向にあり、それに伴い電子レンジや電子レンジ対応食品の開発・販売も急速に進んでいます。
 一方で、「表示通りの時間で加熱したのに温まらない」といった声や、マイクロ波特有の加熱ムラなどの課題も多く見られます。さらに、「電子レンジ内で火災が発生した」といった誤使用による事故も毎年報告されています。なぜこのような問題が起こるのでしょうか?
 本講義では、マイクロ波加熱や電子レンジの基礎を学び、食品や容器の観点から商品設計に活かすための知識を身につけます。参加者から事前に質問を受け付け、現場での困りごとを共有し、それらの解決に向けた内容も取り上げます。加えて、最新の電子レンジ技術やマイクロ波の応用事例についても幅広く解説します。



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