このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 実験の実務:効率的、確実に目的を達成できる実験内容の考え方 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

実験そのものの考え方・計画の立て方、実験実務の進め方、データ解析、実験記録の取り方など、研究効率を高める汎用的な知識を説明し、さらには組織として実験技術(ノウハウ)を蓄積・教育・伝承していくポイントも解説します。

 

実験の実務:効率的、確実に目的を達成できる実験内容の考え方

 

コード tds20260527n1
ジャンル 汎用(品質,ものづくり)
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 5月 27日(水) 10:30~16:30
配信について 【見逃し配信】はありませんので、ご注意ください。リアルタイムでのご受講をお願いします
資料(テキスト) 印刷物を郵送
ご案内事項 ◎本セミナーでは、コンサルタントや講師業の方(※)のご受講はご遠慮いただいております。
※企業/大学等の所属有無を問わず実質的に社外に技術指導・講演をされている方(該当の有無をメールで確認させていただく場合がございます)

◎テキストをご自宅にお送りすることも可能です。お申し付けください。
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込) ※本講座は早期申込み割引の対象外です

 

●講師

ジャパン・リサーチ・ラボ 代表 博士(工学) 奥村 治樹

大手化学メーカー、電器メーカー、化学系ベンチャーでの研究開発とマネジメントに従事。現在はベンチャーから上場企業まで様々な業種の顧問や技術コンサルタントとして、研究開発、製造における課題解決から、戦略策定、人事研修などの人材育成などを行う(講師HP:http://analysis.ikaduchi.com)。また、学会等での招待講演や国プロにおけるキャリア形成プログラムの講師なども行っている。大阪産業大学 情報システム学科 非常勤講師、大阪市産業創造館 技術・経営相談員、市立教育研究所 運営委員、滋賀県 社会教育委員を兼務。知財管理技能士。

●詳細

1.【イントロダクション】
1)実験と開発
2)開発とは何か
3)実験と思考
4)実験≠R&D

2.【実験の基本と心得】
1)実験の本当の意味
2)必要な結果を得るために
3)実験の基本プロセス
4)駄目なパターン
5)実験の種類
6)実験を始める前のポイント
7)実験中の心構え
8)実験終了後
9)時間管理
10)実験が上手くいかない時への対応
11)実験の絶対的タブー

3.【実験シナリオの考え方】
1)シナリオメイク
2)Why ⇒ How
3)実験ストーリーの考え方
4)開発シナリオと実験ストーリー
5)良くあるパターン

4.【目的と目標】
1)目的と目標
2)目的の構成要素
3)目標の条件
4)目標設定のためのルール
5)実験の目的と目標

5.【仮説思考】
1)仮説とは何か
2)仮説の検証と実験
3)仮説の考え方
4)仮説構築のプロセス
5)仮説の精度を決めるもの
6)仮説の変換
7)目的→ゴール、そして、仮説
8)仮説→課題設定

6.【実験を考えるとは】
1)実験の検討要素
2)開発・実験技術(スキル)
3)実験を考えるフェーズ
4)実験を考えるためのスキル

7.【実験の考え方】
1)実験を考えるとは
2)実験3要素
3)3要素の関係
4)3要素から実験へ
5)実験方法の考え方
6)情報源
7)既存と新規
8)実験マトリクスの考え方
9)実験パラメーターの選び方
10)パラメーターの範囲
11)結果の使い方

8.【実験計画の考え方】
1)計画の考え方
2)時間配分の考え方
3)優先順位
4)適切なマルチタスク化
5)見直し
6)マージンタイム
7)必要時間予測の考え方
8)チャートで可視化

9.【情報収集の考え方と方法】
1)情報の条件
2)情報の考え方、扱い方
3)多面視点
4)情報の意味と価値
5)情報収集のゴール
6)基本フロー
7)二つの調査
8)文献検索のポイント
9)文献の読み方と資料整理

10.【開発・実験のための思考法】
1)アウトプット志向
2)目的志向
3)思考のポイント
4)俯瞰視点と仰望視点
5)実験のイメージ化
6)失敗からのリカバリー
7)認知バイアスの罠
8)目利き力
9)アイデアの源泉

11. 【まとめ】と質疑

<習得知識>
✔実験の基本
✔実験の考え方
✔実験計画の立て方
✔実験実務のノウハウ
✔仮説思考

<講演概要>
 研究開発、商品開発はもちろん、問題解決、工程管理などあらゆる場面で実験は必要不可欠なものです。そのような実験を考えるというプロセスの中で最も重要なものの一つにどのような実験をするか、すなわち、実験内容の検討があります。多くの方にとって悩みの種であると同時に、適切に検討されていないという実態があります。とりあえず、これまでの方法をやってみようか、文献トレースしてみようかというような「とりあえず実験」が多くの研究開発の場で見られます。当然ながらそんなやり方では思うような結果は得られず、時間だけが浪費されます。しかし、一方でどのようにして実験方法を考えるのかといった教育は行われていないという現実もあります。
 本セミナーでは、どのようにして実験を考えれば良いのかについて情報収集、仮説構築、計画策定まで含めて、事例、演習を交えながら詳細に解説します。



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