このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 基礎から学ぶ焼結のメカニズムと周辺技術・焼結体の評価方法 [講習会詳細] | テックデザイン
FAXでのお申し込みはこちらから

金属とセラミックスの焼結について、物理化学的な観点からその基礎を説明するとともに、焼結技術の紹介、焼結体の評価方法、また最近のトピックスについても解説します。

基礎から学ぶ焼結のメカニズムと周辺技術・焼結体の評価方法

【日 程】

2018年4月20日(金) 13:00~17:00

【会 場】

リファレンス西新宿 会議室(東京 新宿駅/西新宿駅)

【受講料】

29,980円(税込/テキスト付)

講師: 長岡技術科学大学 大学院 技学研究院 機械創造工学専攻 教授 南口 誠先生

経歴: 1995年 東京工業大学 金属工学科 助手、2001年 長岡技術科学大学 機械系 准教授を経て、2016年より現職。金属、セラミックスの高温物理化学、高温酸化、焼結を研究テーマとしている。日本金属学会、日本セラミックス協会、粉体粉末冶金協会、日本機械学会などに所属。日本金属学会奨励賞(材料化学部門)受賞。

Ⅰ.焼結速度論の基礎
 1. 初期焼結
 2. 中・終期焼結
 3. 液相焼結

Ⅱ.拡散現象の基礎
 1. 拡散機構
 2. フィックの法則

Ⅲ.セラミックスの欠陥化学
 1. 材料欠陥の熱力学
 2. 欠陥の酸素分圧依存性
  ・Kroger-Vink図

Ⅳ.焼結の前工程
 1. 粉末の準備:粉砕、混合、造粒
 2. 成形:乾式成形・湿式成形

Ⅴ.種々の焼結方法
 1. 大気焼結
 2. 真空焼結・雰囲気焼結
 3. 加圧焼結
  ・ホットプレス
  ・熱間等方加圧焼結
  ・パルス通電焼結

Ⅵ.焼結体の評価方法
 1. 密度測定
 2. 粒径測定
 3. 組織観察

Ⅶ.最近の話題(事例紹介)
 1. 雰囲気焼結
 2. パルス通電焼結
 3. ナノコンポジットなど

Ⅷ.まとめ

<習得知識>
 ・焼結の速度論
 ・酸化物の欠陥化学
 ・金属やセラミックスの拡散

<講義概容>
 金属やセラミックスの製造方法として、焼結は古くから利用されている。昨今では,自動車産業などに燒結金属やセラミックスの利用拡大がなされている。しかし、焼結は高度なノウハウを必要とする技術であるため、その背景にある基礎的な科学が重要視されていないところがある。
 本講座では,金属やセラミックスの焼結に関する基礎、主として熱力学や拡散といった物理化学的な考え方とその実例を中心に解説する。加えて、焼結の周辺技術や焼結体の評価方法なども解説する。さらに最近のトピックスとして、講師が研究している酸素分圧制御した酸化物の焼結やパルス通電焼結による透光性酸化物セラミックスの焼結などについて述べる。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ