このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 プラスチック製品の設計入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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プラスチックの製品設計では、材料・成形・金型など広範囲の知識が必要となりますが、基本事項がまとまっているような書籍・研修は多くはありません。本講座では、プラスチック製品設計の入門者向けに必要な最低限の知識をわかりやすく解説します。

プラスチック製品の設計入門
~プラスチックの基本,材力と強度設計の基礎,プラスチック材料特有の性質,製品設計の勘所~

【日 程】

2020年10月20日(火) 10:30~16:30

【会 場】

都内中心部で調整しております。

【受講料】

31,000円(税込/テキスト付)

講師: 田口技術士事務所 代表 技術士(機械部門) 田口 宏之

経歴: 九州大学大学院総合理工学府 修士課程修了。大学院修了後、東陶機器(現TOTO)に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、水栓金具等の水回り製品の設計・開発業務に従事。現在はコンサルタントとして、プラスチック成形メーカーやスタートアップ企業のプラスチック製品立ち上げ支援などを行う。
所属学会:日本技術士会

Ⅰ.プラスチックの基本
 1.プラスチックの分類と特徴
  ① 熱可塑性プラスチックと熱硬化性プラスチック
  ② 結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
 2.配合剤
 3.再生材
 4.代表的な成形法
  ① 射出成形
  ② 押出成形
  ③ ブロー成形
 5.射出成形の設計留意点
  ① 成形不良の予防(ウェルドライン/ヒケ/ボイド 他)
  ② 抜き勾配/アンダーカット/パーティングライン 他
  ③ ゲート
  ④ 金型材料
 6.二次加工

Ⅱ.強度設計を行うための材料力学の基礎知識
 1.ストレス・ストレングスモデル
 2.荷重/応力/ひずみ
 3.応力-ひずみ曲線と材料特性
 4.代表的な強度計算の方法
  ① 引張/圧縮
  ② 熱応力
  ③ 曲げ
  ④ 応力集中

Ⅲ.プラスチック材料の特性
 1.材料特性の決定プロセスとバラツキ
 2.温度特性
  ① 温度変化が物性に与える影響
  ② 荷重たわみ温度/ビカット軟化温度
 3.粘弾性特性
  ① クリープ
  ② 応力緩和
 4.疲労
 5.劣化
  ① 様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
  ② 寿命の推定(アレニウスの式 他)
 6.成形・加工の影響

Ⅳ.プラスチック製品設計の勘所
 1.要求事項の明確化
  ① 使用環境条件
  ② 耐久期間
 2.安全率の設定
 3.トラブルを防ぐ設計の進め方
  ① 要求事項の抽出
  ② 「機能」「性能」「詳細仕様」の明確化
  ③ 製品仕様の取り決め方法(図面/仕様書/見積書 他)

<習得知識>
 1.プラスチックの基本
 2.プラ製品の強度設計に必要な材力の基礎知識と材料特性
 3.プラスチック製品設計の勘所

<講義概要>
 プラスチックは低コストで様々な特性を付与することができるため、身の回りの多くの製品で使われています。近年は、金属をプラスチックに代替する動きがさらに活発になってきており、これまで金属材料をメインで使ってきた設計者にとっても、プラスチックと無縁でいることが難しい状況になっています。また、プラスチック製品の強度トラブルは市場で数多く発生しています。多くがプラスチック材料の特性をよく知らないまま、製品に使用したことが原因です。金属と比べてバラツキが大きく、強度上の余裕も小さいため、プラスチックの特性と材料力学の基礎知識がないと、強度トラブルを防ぐことは難しいといえます。
 プラスチック材料を初めて使用する設計者にとっては、何から学び始めればよいかわからないという話をよく聞きますが、その理由は、プラスチックの製品設計は材料、成形、金型など広範囲の知識が必要とされること、また、それを学ぶための専門書や機会なども十分ではないことだと思われます。そのような背景から本講座では、数多くのプラスチック製品を手がけてきた講師が、プラスチック製品設計を始めるにあたっての必要最低限の知識をわかりやすく解説します。



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