このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 4時間で学ぶ粉体技術 [講習会詳細] | テックデザイン
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粉砕や混合などの粉体プロセスを、自在に制御するための基礎となる知識を解説。難しくなりがちな粉体の物性や挙動について、視覚的に理解できるよう、アニメーションなどを使用しながら紹介します。

4時間で学ぶ粉体技術

~粉体から望む成果を得るために必要な基礎知識~

【日 程】

2023年12月6日(水) 13:00~17:00

【会 場】

ちよだプラットフォームスクエア 503

【受講料】

 通常 :36,300円(税込)

講師: 東北大学 多元物質科学研究所 教授 加納純也 先生

経歴: 1992年同志社大学大学院工学研究科工業化学専攻博士課程前期課程修了。1995年東北大学素材工学研究所助手となり、2012年東北大学多元物質科学研究所教授に就任し現職に。粉体シミュレーションの創成、粉体・混合等の粉体プロセスのシミュレーション開発を主な研究テーマとしている。2016年 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞 2023年化学工学会 技術賞などを受賞。

<プログラム>
Ⅰ. 粉体の基礎物性
 1. 粒子径
 2. 粒子の密度
 3. 粒子形状
 4. 粒子径分布
 5. 比表面積

Ⅱ. 粉体の生成
 1. 粉砕法
  ① 粉砕機構
  ② 単粒子破砕と強度
  ③ 粉砕エネルギーと粉砕速度論
  ④ 粉砕の雰囲気
  ⑤ 粉砕装置とシステム
  ⑥ ボールミルシミュレーション
  ⑦ メカノケミカル現象
 2. 粒子合成法
  ① 気相合成法
  ② 液相合成法

Ⅲ. 粉体の動き
 1. 流動性と圧縮性
 2. 粉体の力学的特性
  ① 構成粒子の特性
  ② 粒子間相互作用
  ③ 粒子充填構造
 3. 粉体の流動
  ① 重力流動
  ② 機械的強制流動
  ③ 振動流動
  ④ 圧縮流動
 4. 粉体の流動性の評価
  ① 安息角
  ② 圧縮度
  ③ 排出速度
  ④ 剪断試験

Ⅳ. 粉体プロセスとシミュレーション
 1. DEM(離散要素法)
 2. 造粒プロセス
 3. 混合プロセス
 4. 成形プロセス
 5. 分級プロセス
 6. 粉砕プロセスとスケールアップ

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<習得知識>
・粉体の基礎物性
・粉体の生成
・粉体の動き
・粉体プロセスとシミュレーション

<講義概容>
  粉体を原料、中間製品あるいは最終製品とする高機能性材料の開発・製造がいつの時代も盛んである。その材料の特性はその組成だけではなく、材料中の粒子集積構造にも依存し、その構造は粉体粒子の粒子径やその分布など物性・特性値に左右される。したがって、原料となる粉体の生成などの粉体プロセスを精緻に制御し、所望する粒子を取得し、かつ所望する機能を発現させるためには、粉砕や混合、成形、分級などの粉体プロセスを自在に制御する必要がある。
  本講座では、粉体の基礎物性、粒子の生成、粉体の動き、粉体プロセスをまず理解することを目標とし、視覚的にわかりやすくするため、アニメーションを使用しながら解説する。



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