このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 顧客経験価値を創造する“商品開発実務”入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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貴社の商品・サービスは顧客の心に響く何か(Something)を提供していますか!?
これまでの商品開発手法を見直して、新しい独自の顧客経験価値を生み出す商品開発手法に変革していくためのヒントを提供します。


顧客経験価値を創造する“商品開発実務”入門

【日 程】

2024年1月25日(木) 13:00~17:00

【会 場】

都内中心部で調整しております。

【受講料】

36,300円(税込/テキスト付)

 

※会場開催のため、アーカイブ配信はありません

講師: 株式会社ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋 透

経歴:上智大学経済学部経営学科卒業後、旭硝子株式会社(現AGC株式会社)入社。セラミックスのマーケティング、消費財の新商品開発、広告宣伝を担当。その後大手コンサルティング会社を経て、経営コンサルティング会社“ニューチャーネットワークス”を設立し、代表取締役を務める。2010年より上智大学非常勤講師(コンセプトメイク、グローバルベンチャー)。2016年より「ヘルスケアAIoTコンソーシアム」理事。 著書に「顧客経験価値を創造する商品開発入門」(中央経済社、2023年6月)「デジタル異業種連携戦略」(中央経済社、2019) 「技術マーケティング戦略」(中央経済社、2016年)「勝ち抜く戦略実践のための競合分析手法」 (中央経済社、2015年)等多数。

1.顧客は何を購入しているのか
 ①サブスクリプション、シェアリングエコノミーで顧客が購入しているのは何か?
 ②売れる商品が変化している「なりたい自分になれるもの」「自分の好きな空間」
 ③予測技術が進みライフステージを意識する消費が成長している
 ④顧客の価値観変化についていけていない既存業界
 ⑤AI、IoT等、サイバー空間が普及し刻々と変化する商品の形態とその開発方法
 ⑥個人の主観で考えたものが顧客の欲しいものになることが多い
 ⑦顧客は何を購入しているのか

2.コトづくりのための「顧客経験価値」の理解
 ①まず「商品」の定義を変えろ
 ②コトづくりのための「顧客経験価値」の理解
 ③「顧客経験価値」の詳細構造と仕組みを理解する
 ④インパクトある顧客経験価値とは

3.顧客経験価値のための商品開発の7つのコンセプト
 ①これまでの商品開発と顧客経験価値のための商品開発の違い
  ・コンセプト1:商品の開発ではなく意味の開発を目指す
  ・コンセプト2:新しい意味を作り出せそうな異業種でプロジェクトを組む
  ・コンセプト3:調査分析からではなく、個人の主観からスタートさせる
  ・コンセプト4:世の中の変化の本質をつかむ
  ・コンセプト5:計画よりも身近なことで実証を繰り返す
  ・コンセプト6:アイデアで終わらずにコンセプト化する
  ・コンセプト7:ストーリーとしての面白さを妥協しない

4.顧客経験価値のための商品開発の全体設計と準備、事業企画開発フェーズ
 ①顧客経験価値のための商品開発の全体像とフェーズ
 ②準備フェーズ
 ③事業企画開発仮説フェーズ

5.商品企画開発仮説フェーズ
 ①機能とコスト中心の商品企画開発から脱却するために
 ②顧客経験価値を企画するための6つの手法
 ③デザインシンキング
 ④タウンウォッチング
 ⑤現場観察(エクスペリアンス調査)
 ⑥異業種アイデアソン
 ⑦ペルソナデザイン
 ⑧カスタマーエクスペリエンスマップ
 ⑨顧客経験価値の分析と仮説まとめ
 ⑩商品アイデア発想

6.仮説検証フェーズ
 ①2つの仮説検証方法
 ②マーケティングリサーチ
 ③PoC(実証実験:Proof of Concept)

7.事業戦略構想書作成フェーズ
 ①事業戦略構想とは
 ②事業のパーパス、ビジョン
 ③顧客経験価値、商品企画仮説、ビジネスモデル仮説
 ④仮説検証:マーケティングリサーチと実証実験(PoC)結果
 ⑤SWOT分析と事業成功の要因
 ⑥ターゲット顧客と顧客経験価値戦略
 ⑦エコシステム・ビジネスモデル戦略
 ⑧顧客経験価値開発のためのマーケティング戦略
 ⑨商品開発計画
 ⑩マーケティング開発計画
 ⑪技術開発計画
 ⑫事業開発ロードマップ
 ⑬事業計画とリスク分析、対応
 ⑭当面のアクションプラン
 ⑮実行組織体制

8.イノベーティブな商品企画開発実践するためのトレーニング
 ①個人の能力をアップさせる
 ②組織能力をアップさせる

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<講義概容>
 個人でも法人でも、レンタルリース、サブスクリプション、シェアリングエコノミーなどの普及で、モノを「買う」という行為が少なくなり、サービスを通じてモノの価値を経験・体感して利用するような形に変化してきています。
 商品企画も、かつては技術開発による物理的、機能的なモノやのサービスの企画が主体で、顧客が購入してくれること、つまり売上・利益に重点が置かれていましたが、これからは、顧客がどのような場面で、どう利用し、ベネフィットを感じるかといった顧客側の利用に重点を置かなければならなくなってきています。
 顧客に商品を利用し続けていただくためには、顧客経験価値を高い状態で維持しなくてはならず、顧客との継続した接点と、必要な状況で必要なモノやサービスを提供するビジネスモデルが必須となります。またAI、IoTなどのDXの発展でその環境は成熟してきています。
 以上の点から、これまでの技術開発に起点をおいた商品開発のあり方を見直して、大きく変革しなければならず、独自の顧客経験価値を生み出す商品開発を実践していかなければなりません。
 本セミナーでは、日本企業が得意とする技術を重視しつつも、その強みを顧客経験価値をベースにした新たな商品開発手法に変革するためのヒントを提示するとともに、具体的な開発実務についても解説していきます。



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