このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 ”設計品質/当たり前品質”を確保するための設計実務入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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「性能品質」や「魅力的品質」の重要性が高まっていますが、そのためには、“できるだけ短い時間で効率よく「当たり前品質」を確保し、「性能品質」や「魅力的品質」を生み出す余力を作る”ことが重要です。本講では当たり前品質を確保するポイントを解説します。

 

”設計品質/当たり前品質”を確保するための設計実務入門

 

~設計者が事前に品質トラブルを防ぐための知識とルール~

コード tds20240416r1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 4月 16日(火) 10:00~17:00
配信について 【見逃し配信】あり(配信予定期間:4/17~4/26)
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送します
受講料
(申込プラン)

通常: 33,000円 (消費税込)

 

●講師

田口技術士事務所 代表  技術士(機械部門)/博士(情報工学) 田口 宏之

九州大学大学院総合理工学府 修士課程修了。大学院修了後、東陶機器(現TOTO)に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、水栓金具等の水回り製品の設計・開発業務に従事。現在はコンサルタントとして、プラスチック成形メーカーやスタートアップ企業のプラスチック製品立ち上げ支援などを行う。また、社会人ドクターとして研究活動にも従事し、2024年に九州工業大学で博士(情報工学)を取得。日本技術士会に所属。

<田口講師のオンデマンド講座> 
【機械エンジニアのための材料力学の基本】
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●詳細


<プログラム>
1.品質向上の取組みの重要性
 1-1 なぜQが一番重要か
 1-2 品質に関わる社会の仕組み
 1-3 ますます重要になる品質の確保
 1-4 品質問題を起こすとどうなるか
 1-5 どのような原因で品質問題が起きているか
2.設計と品質の関係
 2-1 品質とは何か?(ISO/狩野モデルなど)
 2-2 設計とは何か?
 2-3 設計の進め方(機能⇒性能⇒詳細仕様)
 2-4 設計と品質の関係
 2-5 品質と信頼性の関係
3.品質向上の取組みの切り口
 3-1 品質向上を実現するために
 3-2 再発防止活動と未然防止活動
 3-3 設計の仕組み ~品質向上を実現するための5つのポイント~
  3-3-1 組織文化
  3-3-2 人材
  3-3-3 設計資産
  3-3-4 設計プロセス
  3-3-5 マネジメント
4.品質問題の再発を防ぐ(再発防止活動)
 4-1 再発防止活動とは
 4-2 直接原因と根本原因
  4-2-1 直接原因の対策
  4-2-2 根本原因の対策
 4-3 設計ルール作成のポイント
 4-4 設計者のエラーと人の能力の特徴(エラーの完全防止は不可能)
 4-5 エラー防止の考え方(エラープルーフ化)
 4-6 チェックリスト
 4-7 検図
5.品質問題を未然に防ぐ(未然防止活動)
 5-1 未然防止活動とは
 5-2 なぜ未然防止活動が必要なのか
 5-3 問題発見の考え方
 5-4 デザインレビュー(DR)
 5-5 品質機能展開(QFD)
 5-6 FMEA(故障モード・影響解析)
 5-7 FTA(故障の木解析)
 5-8 FMEAとFTAの使いわけ
 5-9 リスクアセスメント
 5-10 試作・評価

<講義概要>
 品質には「当たり前品質」「性能品質」「魅力的品質」の3つがあるといわれています。最近は「当たり前品質」を向上させるだけでは差別化が難しいため、「性能品質」や「魅力的品質」の重要性が高まりつつあります。では企業は「当たり前品質」は適当にしておいて、「性能品質」「魅力的品質」を中心に確保すればよいのでしょうか。現実にはそうだとはいえません。なぜなら「当たり前品質」をしっかり確保しないと、重大な品質問題に発展したり、最悪の場合リコールに至ったりするからです。必要な「当たり前品質」を確保しないと、経営の継続自体が不可能になるのです。ではどうすればよいのでしょうか。できるだけ短い時間で効率よく「当たり前品質」を確保し、「性能品質」「魅力的品質」を生み出す余力を作る。これに尽きると考えます。設計部門全体の業務割合を考えたとき、多くの企業が品質問題の対策にかなり時間を取られているはずです。それらをできるだけ減らすことにより、競争力を確保しなければなりません。そのためには、設計段階から様々な対策を施す必要があります。
本セミナーでは実際に設計品質向上のための仕組みづくりに奔走してきた講師が、設計段階で「当たり前品質」を確保するための考え方や方法について解説します。経験年数の少ない若手設計者から管理者まで、誰もがわかりやすいと感じるような内容にしています。



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