このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【講師派遣・出前講座】自動車の振動騒音設計概論 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

車の乗心地や静かさは、自動車の高級感や品質感に直結する性能です。しかし自動車の設計図面を見ても、どの程度の振動騒音性能なのかを即座に判定することは難しい。振動騒音設計を理解するためには、機械力学や音響工学の助けが必要です。この講座では、自動車の振動や騒音に興味をもつ初心者を対象に、初等数学や基礎力学を用いて解説します。

 

お問い合わせは担当者へお願いいたします。大高:otaka★tech-d.jp(★を@に変更)

 

【講師派遣・出前講座】自動車の振動騒音設計概論

 

過去に実施実績あり

コード tdd_kk01_t
ジャンル 機械
形式 お知らせ
日程/時間  6時間の内容ですが、2時間程度は事前動画での受講も可能です。
ご案内事項 <概要>
・受講定員:20名~30名程度
・所要時間:6~7時間(補助金対象の10時間以上コースも可)
・実施時期:応相談 ※ご希望をお知らせください
・受講準備:特になし
※交通費は実費とさせていただきます。(講師1名分)

<お問合せ・お見積りについて>
①【お申込み】ページに代表者の情報をご記入の上、ご送信ください。
②弊社担当より、詳細質問のメールをお送りします
③詳細質問にご回答ください
④お見積り等をお送りします
受講料
(申込プラン)

 

●講師

元新潟工科大学 教授 / 博士(工学) 門松 晃司先生

日産自動車,三菱自動車工業を経て,2009年から新潟工科大学に勤務.メーカ在職中より振動騒音開発や研究に取り組み,自動車の振動問題や騒音問題を解決してきた.その間,自動車技術会,日本機械学会,アメリカSAEなどに多数の論文を発表し,自動車技術会振動騒音部門委員会の委員や幹事としても自動車の振動騒音技術発展に尽くしてきた.又,企業や大学では数々の教壇に立ち後進の育成に携わり,月刊誌「機械設計」や「モーターファン」にも寄稿している.

●詳細

1. エンジンの起振力:
 往復慣性力と筒内燃焼圧力
 次数と周波数
 シリンダの数と配列
 バランサー

2.エンジンマウントの防振:
 防振マウントの機能と弊害
 floatingマウントとVeeマウント
 FFとFR
 流体マウント

3.駆動系の振動騒音:
 クラッチとトルクコンバータ
 ねじり振動とドライバビリティ
 カルダンジョイントと等速ジョイント
 ドライブシャフトとプロペラシャフト

4.車体・シャシーの防音制振:
 共振周波数と振動モード
 減衰と制振設計
 ダイナミックダンパ・制振材・遮音材・吸音材
 固体伝播音と空気伝播音

5.タイヤとロードノイズ
 バイアスとラジアル
 サスペンションの共振と防振
 タイヤの気柱共鳴
 サブフレームによる二重防振

6. 振動や騒音の表し方
 加速度と周波数
 dBとスペクトル
 人の聴感と体感

7.質疑応答

「振動騒音」って、設計の一部なの?そんな名前の部署を聞いたことがないでしょう。振動や騒音は、形がなく、見えないもの。カタログにも載っていない性能です。でも、実際に乗ればすぐにわかる。初心者にも乗り心地や静かさは体感できる。いったい自動車メーカではどうやって振動や騒音を設計しているのだろう?に応える本講座は、自動車の振動や騒音に興味をもつ初心者を対象に、設計概論を解説します。
見えない自動車構造や機能を理解できれば,いっぱしの自動車通になれる。

※エキスパート向けではなく、初級者向けの講座です。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ