このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 容器詰食品の加熱殺菌の基礎と変敗微生物の制御方法 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

容器詰食品のロングライフ化や科学的根拠に基づいた安全性確保を推し進める技術者に! 容器詰食品の分類や加熱殺菌方法の基礎を説明した上で、変敗微生物に関する知見・事例や検査方法・制御のポイントについてを講義します。

 

容器詰食品の加熱殺菌の基礎と
変敗微生物の制御方法

 

コード tds20250730h1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 7月 30日(水) 13:00~17:00
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

配信について 本講座は対面講座となります。動画配信はいたしません。
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※6月13日までの申し込み

 

容器詰食品の加熱殺菌の基礎と変敗微生物の制御方法

●講師

公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 研究所 食品微生物学研究室長 山口 敏季

1996年、東京水産大学 大学院水産学研究科 博士前期課程卒業後、社団法人 日本缶詰協会(現日本缶詰びん詰レトルト食品協会)にて 研究所 第2研究室(食品微生物)に勤務。2010年、社団法人 日本缶詰協会 研究所 食品微生物学研究室 課長に就任。2021年より公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会 研究所 食品微生物学研究室長を務める。

●詳細

Ⅰ.容器詰食品の種類と加熱殺菌
1.容器詰食品の種類と分類
2.容器詰食品の加熱殺菌と殺菌基準
3.容器詰食品の殺菌条件の検討と殺菌値

Ⅱ.容器詰食品で問題となる微生物
1.容器詰食品で問題となる食中毒菌
2.容器詰食品の主な変敗原因と変敗事例
3.容器詰食品の変敗原因菌と耐熱性

Ⅲ.容器詰食品の微生物検査
1.容器詰食品の微生物検査
2.容器詰食品の変敗原因の究明
3.微生物検査の結果と微生物制御

<本講座での習得事項>
1.容器詰食品の種類と加熱殺菌の原理について
2.容器詰食品で問題となる微生物について
3.容器詰食品の微生物検査について
4.容器詰食品で問題となる微生物の制御について

<講義概要>
フードロスが社会的な問題となっている昨今、食品製造者により賞味期限の延長や年月表示化など、フードロスを削減する取り組みが行われています。容器詰食品では加熱殺菌によるロングライフ化が検討され、災害備蓄用食品として流通していますが、常温流通が可能な容器詰食品においては加熱殺菌による商業的無菌性の確保が最低条件となり、品質よりも安全性を重視した設計となっています。より品質が高く、安全・安心な容器詰食品を製造するためには、従来の加熱殺菌条件を見直し、その科学的な根拠をデータとして獲得しなければなりません。
本講座では基本的な容器詰食品の加熱殺菌理論について、食品の性質や貯蔵・流通条件と微生物の耐熱性の関係などを中心に再確認することを目的として解説します。さらに変敗原因、変敗に関与する微生物の種類について説明し、微生物検査を中心とした変敗原因の究明方法と微生物制御について解説します。容器詰食品の安全性の確保、製品開発時の微生物制御の科学的根拠の確立や実施する微生物検査の意義についてご理解いただけたら幸いです。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ