このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【初心者向け】 コンピュータシミュレーションを用いた 攪拌性能評価・リスク評価とスケールアップ [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

攪拌装置の内部は直接「見る」ことができないため、攪拌の性能やリスク評価にはコンピュータシミュレーションの活用が有効です。本セミナーでは、コンピュータシミュレーションの実施方法、妥当性確認、結果の解釈について実例を示しながら初心者向けに解説します。

 

【初心者向け】
コンピュータシミュレーションを用いた
攪拌性能評価・リスク評価とスケールアップ

 

コード tds20250925s1
ジャンル 化学・材料
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 9月 25日(木) 14:00~16:00
配信について 当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
見逃し配信期間は9月29日(月)9:00~10月10日(金)24:00 です。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード+印刷したテキストを郵送
受講料
(申込プラン)

当日受講: 19,800円 (消費税込)

見逃し配信: 19,800円 (消費税込)

 

●講師

長瀬産業株式会社 リスクマネジメント部 グループ製造業経営革新課 課統括 東北大学大学院 農学研究科 特任教授 神谷 哲

食品メーカー(乳業、製菓、医薬品、製剤)にてエンジニアリングならびに研究開発に約25年従事。メーカー時代に7回の社長賞を受賞。2021年より化学専門商社にて、技術起点での新規事業開発に従事。ミキシング技術で博士(工学)、数値解析で博士(農学)、各種製造機器の性能評価とスケールアップ実績により上席化学工学技士を取得。攪拌に限らず製造技術や創発力学に基づく【価値創造】に関するコンサルテーションや企業研修、大学での講義を行っている。

●詳細

Ⅰ.攪拌操作へのコンピュータシミュレーションの適用
1.計算手法について
 ① 格子法
 ② 粒子法
2.計算モデルについて
 ① 定常解析
 ② 非定常解析
3.物理モデル
 ① 流れについて(層流、乱流)
 ② 拡散モデル
 ③ 自由表面モデル
4.コンピュータシミュレーションの流れ

Ⅱ. 解析結果の妥当性確認方法(実験方法)
1.動力(動力測定)
 ① 卓上装置(トルクメータ)
 ② 生産機(インバーター値)
2.完全混合時間(可視化実験)
 ① 脱色反応
 ② 導電率変化
3.流量
 ① 流量計から推定
 ② 完全混合時間からの推定
4.バリデーションの実例 

Ⅲ. 解析事例を用いた攪拌性能の評価方法、解析結果の解釈
1.基本情報(動力、流量)
2.タンク内部の流れの様子
  (圧力、速度の等高線図、流跡線)
3.完全混合時間とよどみ点の評価
4.粒子追跡による循環状態の評価
5.粒子浮遊、粒子引き込みの評価

Ⅳ. ミキシングに特化したコンピュータシミュレーションアプリのご紹介
1. 操作性(タンク、攪拌翼のプリセット、邪魔板、スケール変更の自由度)
2. 妥当性(各種攪拌装置の動力比較)
3. 数値評価事例(独自の有用評価指標のご紹介)

<講演概要>
製造現場において、【攪拌】は重要な単位操作であり、モノづくりのコアな製造技術の一つです。一方で攪拌装置の内部は直接「見る」ことができないため、装置の基本的な性能評価やスケールアップ、リスクの洗い出しが難しいといわれています。また昨今はコンピュータシミュレーション技術のハードルもさがり、専門家でなくても簡単な操作でシミュレーションができるようになりましたが、解析結果の妥当性確認や解析結果の解釈、実務への活かし方について悩まれている方が多いようです。本講義ではコンピュータシミュレーション【活用方法】について実例を交えて初心者にも分かるように講義します。



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