このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 化粧品における微生物管理の実践と最新動向 [講習会詳細] | テックデザイン
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技術者が現場で即活用できる知識と考え方を習得し、品質保証の指導者として活躍していただくことを目標として、化粧品の法的要求から処方開発、製造の実務、クレーム発生時の対応までを体系的に解説します。

 

化粧品における微生物管理の実践と最新動向

 

 

 

コード tdo2025073102
ジャンル 化粧品
形式 オンデマンド講座
配信について 受講期間:アカウント発行から4週間
動画時間 約100分
資料(テキスト) 印刷物を郵送
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 22,000円 (消費税込)

 

●講師

元株式会社資生堂 掛川工場 大阪工場 技術部長 鈴木 欽也

1980年早稲田大学理工学部卒業後、㈱資生堂に入社。掛川工場で検査、処方開発・生産技術開発を担当(約11年間)。その後、本社生産技術部で海外事業戦略、海外工場建設、生産技術移転、海外薬事対応、海外原料・資材・製品調達の業務を担当(約10年間)。中国北京工場の取締役工場長(約3.5年間)、掛川工場技術部長、大阪工場技術部長を担当(合計7年間)、㈱コスモビュティー執行役員 品質管理部長としてベトナム工場、中国工場を建設。過去には、米国OTC製品の化粧品業界で日本国内初のFDA査察を受け入れ、指摘事項ゼロ件での対応やヒアルロン酸のヨーロッパ原薬登録・米国FDA登録、ヒアルロン酸の原薬工場棟の増設を責任者として推進した経験を持つ。公害防止管理者(水質1種、大気1種)、中小企業診断士(埼玉県正会員)、FR技能士、ターンアラウンドマネージャー(事業再生、(一社)金融検定協会認定)ISO9001審査員補、健康経営EXアドバイザー。

●詳細

1.化粧品における微生物リスクの基礎知識
1)微生物汚染が引き起こすリスク(健康被害・製品変質・クレーム)
2)化粧品で問題となる主な微生物(グラム陰性菌、カビ、酵母)
3)微生物汚染の代表事例(リコール例含む)
4)汚染経路:原料、水、容器、製造工程
5)微生物の繁殖に影響する因子(pH、温度、水分など)
6)製品ライフサイクルと微生物リスク
7)微生物リスク評価の考え方(FMEAの導入など)

2.化粧品の微生物試験の位置づけ
1)微生物限度試験(菌数測定と指定菌検出)
2)保存効力試験(Challenge Test)の意義と方法
3)各種培地と培養条件(好気性・嫌気性など)
4)結果の評価と判定基準(ISO 11930との比較)
5)外部委託時の注意点(検査項目の明確化・報告書の読み方)
6)微生物同定法の概要(MALDI-TOFなど)
7)試験結果から処方設計にどう活かすか

3. 防腐設計と処方開発
1)防腐剤の役割と作用機序
2)使用可能な防腐剤一覧(厚労省通知など)
3)相溶性・有効域・処方pHとの関係
4)防腐剤の組み合わせ設計(相乗効果・多成分アプローチ)
5)水活性(Aw)とその調整法(グリセリン、アルコールなど)
6)防腐剤フリー処方への対応(天然防腐成分、ハードルテクノロジー)
7)製剤形態別のリスク(クリーム vs エマルション vs スプレー)
8)防腐設計フローチャート(意思決定支援用)

4. 製造環境・設備管理と清浄化
1)微生物汚染と製造環境の関係
2)ゾーニング(交差汚染防止のための区画管理)
3)製造用水(精製水・純水)の管理とモニタリング
4)製造機器の洗浄・滅菌・消毒手順の考え方
5)空調・清浄度管理(クラス100,000相当の環境)
6)製造従業員の衛生管理(手洗い・防護衣)
7)サニテーション計画の作成と記録
8)バイオフィルム対策と継続的改善

5.クレーム・リコール事例と再発防止策の展開
1)微生物関連の製品回収事例(日本・海外)
2)クレーム発生時の対応フロー(初動対応〜調査)
3)微生物の再検査・由来追跡方法
4)是正処置と予防措置(CAPA)の書き方
5)関係部門との連携(品質・製造・開発・営業)
6)教訓を活かした社内教育と仕組み化
7)再発防止策の例(ルール化・定期見直し)
8)リスクベースドアプローチの必要性

【講義概要】
 本セミナーでは化粧品製造における微生物管理の重要性と実践的対策について、技術者視点で体系的に解説します。微生物に関するセミナーは多くありますが、化粧品の法的要求から処方開発、実務の運用まで体系的に整理され、教育を受ける機会は殆どありません。そこで、微生物汚染のリスクと発生源を整理し、原料・用水・製造環境・作業者・設備など各工程での潜在的リスクを可視化すること、次に、GMPやISO22716に基づく衛生管理、環境モニタリング、サンプリング計画、微生物試験法(一般生菌数、大腸菌群、特定菌検査など)の具体的実施手順を解説します。さらに、汚染発生時の原因究明、是正予防措置(CAPA)、設備洗浄バリデーション、保存安定性試験との関連性についても実務的視点で解説します。そして、国内外の規制基準や国際トレンドを踏まえ、品質保証体制に組み込むべき管理指標と教育訓練の方向性を提示します。技術者が現場で即活用できる知識と考え方を習得し、品質保証の指導者として活躍していただくことを目指します。



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