このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 A2ミルクとは何か? ~その機能性と将来性~ [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

A2ミルクは、乳中タンパク質β-カゼインの遺伝的タイプに着目した新しい乳製品概念として、世界的に市場が拡大しています。本講では、A2ミルクの科学的特徴、機能性、分析技術、製造上の課題と可能性を、最新研究と実例を交えて体系的に学び、食品開発に活かせる知見を獲得します。

 

~食品メーカー技術者のための最新乳タンパク質講座~

 

A2ミルクとは何か? ~その機能性と将来性~

 

コード tds20260817m1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2026年 8月 17日(月) 10:00~12:00 他 8/18,25,26に同内容で開催します
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋駅/九段下駅)

配信について ライブ配信となります(見逃し配信はありません)
対面でお越しになれない場合は配信受講を選択してください。
資料(テキスト) 対面受講:印刷資料+PDF / 配信受講:PDF
ご案内事項 セミナー日程(同内容)
8月18日(火),25日(火),26日(水) 10:00~12:00
全日程でA2ミルクの試飲体験があります(対面受講者のみ)
受講料
(申込プラン)

①8/17対面: 11,000円 (消費税込)

②8/17配信: 11,000円 (消費税込)

③8/18対面: 11,000円 (消費税込)

④8/18配信: 11,000円 (消費税込)

⑤8/25対面: 11,000円 (消費税込)

⑥8/25配信: 11,000円 (消費税込)

⑦8/26対面: 11,000円 (消費税込)

⑧8/26配信: 11,000円 (消費税込)

 

●講師

東北大学大学院農学研究科 名誉教授 齋藤 忠夫先生

紹介:1952年東京都生まれ。1982年東北大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。乳業会社勤務後、福島学院大学講師、東北福祉大学講師を経て、1989年から東北大学大学院農学研究科助教授・准教授。2001年~2018年3月まで教授。総長特別補佐(企画担当)。2018年4月より東北大学名誉教授。2016-2026年 オエノンホールディングス㈱の社外取締役(研究担当)、現在は(一社)Jミルク(国際委員会委員長、国際酪農連盟日本国委員会(JIDF)会長)で勤務。
専門は、食品科学・応用微生物学。とくに機能性乳酸菌とヨーグルトやチーズの畜産食品科学に造詣が深い。NHK「あさイチ」、日本テレビ「世界一受けたい授業」、東京テレビ「主治医の見つかる診療所」、TBS「健康カプセル元気の時間」などに出演。
・アジア乳酸菌学会連合(AFSLAB)会長/フェロー ・日本酪農科学会(JDSA)会長/顧問・日本農芸化学会(JSBBA)フェロー ・日本乳酸菌学会(JSLAB)名誉会員 ・応用薬理研究会理事

●詳細

プログラム

Ⅰ. A2ミルクの基礎理解
1. A2ミルクとは何か
 ① A2ミルクの定義と特徴
 ② 世界的な注目度の高まり(市場拡大・健康志向・乳糖不耐症との関連)

2. β-カゼインの科学的基盤
 ① カゼインの構造と主要タンパク質としての役割
 ② β-カゼインの一次構造と遺伝的変異(A1型/A2型)
 ③ A1A1・A1A2・A2A2乳牛の違い
 ④ A2β-カゼイン誕生の背景


Ⅱ. A1/A2β-カゼインの機能性と生理作用
1. BCM7(β-カゾモルフィン7)の生成メカニズム
 ① A1β-カゼイン消化過程でのBCM7生成
 ② オピオイドペプチドとしての作用
 ③ 脳腸相関との関連性

2. 医学的知見と研究動向
 ① A2ミルク摂取による腹部不快症状の改善例
 ② 臨床研究の限界と最新知見
 ③ 海外の研究事例とシステマティックレビューの紹介


Ⅲ. A2ミルクの分析・同定技術
1. 分析技術の基礎
 ① 電気泳動分析
 ② 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
 ③ ELISAによるミルク中β-カゼインの判別

2. 乳牛の遺伝子型判定
① ゲノム検査の方法
② A2ミルクを正確に同定するための検査体系


Ⅳ. A2ミルクを用いた乳製品製造の課題と可能性
1. 製造時の技術的課題
 ① ヨーグルトの組織脆弱性
 ② チーズ製造時のレンネット凝固時間の遅延
 ③ チーズカードの緩さ・歩留まりの問題

2. 新商品開発への応用可能性
 ① A2ミルク特性を活かした新しい乳製品の可能性
 ② 機能性訴求・市場差別化の視点


Ⅴ. A2ミルクの市場性と将来展望
1. 世界市場の動向
 ① オセアニア・北米・中国・韓国での急伸
 ② 健康志向・乳糖不耐症者増加による需要拡大

2. 主要企業と市場牽引要因
 ① 世界市場規模と成長予測
 ② 課題と今後の展望


Ⅵ. 試飲・体感セッション(対面参加者)
A2ミルク試飲体験
風味・食感・物性の違いを体感してディスカッション

⇒終了後は名刺交換・個別質疑の時間を設けます(対面参加者)

<習得知識>
1.β-カゼイン(A1/A2型)の構造・遺伝的背景と機能性
2.A2ミルクの分析技術(電気泳動・HPLC・ELISA・ゲノム検査)の基礎
3.A2ミルクを用いた乳製品製造の課題と新商品開発の可能性
4.世界市場の動向とA2ミルクの将来性を踏まえた技術者視点の応用知識

<講義概要>
 A2ミルクは、β-カゼインの遺伝的タイプに基づく新しい乳製品カテゴリーとして、世界的に注目を集めています。本講座では、A1/A2β-カゼインの構造・遺伝的背景・消化過程で生じるペプチド(BCM7)の生理作用など、A2ミルクを理解するための科学的基盤を整理します。さらに、電気泳動・HPLC・ELISA・ゲノム検査などの分析技術、A2ミルクを用いたヨーグルト・チーズ製造時の課題と新商品開発の可能性を具体的に解説します。海外市場の成長要因、健康志向の高まり、乳糖不耐症との関連など、将来性を左右する要素も紹介し、食品メーカー技術者が自社の研究開発・商品企画に活かせる視点を提供する実践的な講座です。



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