このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 「泡」の理解と自在に操る技術 [講習会詳細] | テックデザイン
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泡は食品、化粧品、化学品等の製造現場で品質を左右する重要な要素です。本講座では、泡の構造・性質、界面活性剤の基礎、生成・安定化・消泡のメカニズムを物理化学的に整理し、評価方法や最新技術までを体系的に解説。泡の制御・設計に役立つ実務知識を身につけます。

 

「泡」の理解と自在に操る技術

 

~起泡・消泡のメカニズム/評価・解析手法/トラブル対策/産業応用~

コード tds20270222m1
ジャンル 化学・材料
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2027年 2月 22日(月) 13:00~17:00
配信について 見逃配信つき(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 電子ファイルを事前に配布します(WebサイトよりDL)
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 36,300円 (消費税込)

オンライン受講(早割): 29,040円 (消費税込) ※申込期限12/11

 

●講師

奈良女子大学 教授・博士(工学) 吉村 倫一先生

紹介:2001年熊本大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。同年東京理科大学理学部応用化学科助手・講師、2006年奈良女子大学大学院人間文化研究科共生自然科学専攻助教授(准教授)、2014年同教授。現在に至る。
同理学部化学生物環境学科化学コース担当、環境科学コース兼担。
専門分野はコロイド・界面化学で、新規界面活性剤の分子設計・合成から物性評価まで幅広く研究を展開しており、最近では、X線・中性子小角散乱を用いた集合体のナノ構造解析や泡沫の新たな評価法と構造解析に取り組んでいる。
受賞歴:平成24年度日本油化学会進歩賞、20th J. Oleo Sci. Editor's Awardなど。
著 書:「泡の生成・消泡の基礎と産業利用」(監修)、「泡の生成メカニズムと応用展開」(分担執筆)、「界面活性剤の最新研究・素材開発と活用技術」(分担執筆)など。

●詳細

<習得知識>
1.泡の構造・性質、泡を理解するための界面科学の基礎と界面活性剤の作用メカニズム
2.泡の生成・安定化・崩壊・消泡を支配する物理化学因子の理解
3.泡評価技術(表面張力、散乱、レオロジー、顕微鏡)の活用方法
4.起泡・安定化・消泡の設計指針と、泡トラブルの原因分析・対策


<目的・ゴール>
泡の生成・消泡メカニズムと物理化学的因子を理解し、製品特性に応じた適切な評価・解析手法を習得します。これにより、食品・化粧品・化学品等の開発における起の意図的な制御と製造時のトラブル解決が可能となります。


<プログラム>
1.泡の構造と性質
 ① 泡とは~身近な泡・泡の分類~
 ② 泡の構造~ウェットフォームとドライフォーム~
 ③ 泡の性質~ラプラス圧と排液~
 ④ 泡の経時変化~オストワルド熟成と泡の粗大化~

2.泡に不可欠な界面と界面活性剤の基礎
 ① 泡の生成に必要な界面の役割
 ② 界面活性剤の種類と特徴
 ③ 気/液界面における吸着挙動
 ④ ミセルの構造と性質

3.泡の生成・安定性・崩壊・消泡のメカニズム
 ① 泡の生成プロセスとメカニズム
 ② 泡の安定化機構(排液・マランゴニ効果による自己修復・分離圧)
 ③ 泡の不安定化・崩壊メカニズム(合一・粗大化)
 ④ 消泡の基本原理とメカニズム
 ⑤ 消泡剤の種類と作用機構

4.泡特性に影響を与える物理化学的因子
 ① 静的・動的表面張力
 ② 界面粘弾性(ギブズ弾性とマランゴニー効果)
 ③ バルクのレオロジー(粘度・粘弾性)
 ④ 泡のレオロジー(フォームレオロジー)
 ⑤ 泡膜の表面電荷と分離圧

5.泡の評価方法と解析技術
 ① 泡高さ・寿命などの基本的な評価方法価
 ② 透過光・後方散乱光による評価
 ③ 動的泡特性の評価(泡の生成・安定性・崩壊挙動の解析)
 ④ 小角散乱による評価
 ⑤ 電子顕微鏡による評価

6.泡制御の考え方とトラブル対策
 ① 起泡・安定化・消泡の制御方法
 ② 泡トラブルの発生要因と対策
 ③ 界面活性剤の選択と配合条件による泡特性の制御

7.産業を支える泡技術の最前線
 ① 身体洗浄剤への応用(アミノ酸系界面活性剤)
 ② 食品分野への応用(ポリグリセリン系界面活性剤)
 ③ 泡沫分離による金属イオンの回収技術
 ④ ファインバブル技術の特性と応用技術

★終了後は質疑・応答の時間を設けます

<講義概要>
 泡は、食品・化粧品・化学品など多様な分野で、品質を左右する重要な現象です。製品の食感や使用感を高める一方、塗料・インクでは欠陥の原因にもなるため、泡は状況に応じて「積極的に利用すべき対象」であり「確実に制御すべき対象」でもあります。そのためには、泡の構造・性質、生成・安定化・崩壊のメカニズムを物理化学的に理解することが不可欠です。
 本セミナーでは、界面科学と界面活性剤の基礎を踏まえ、動的表面張力、界面粘弾性、分離圧などの因子が泡特性に与える影響を、測定方法とデータ解釈を交えて具体的に解説します。さらに、泡の評価技術や最新研究動向、起泡・安定化・消泡の設計指針、トラブル対策までを体系的に紹介し、実務で泡を自在に扱うための知見を提供します。



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